神田沙也加、『アナ雪2』監督の顔を見て感涙!楽曲の生ライブも開催
社会現象となった「アナ雪」旋風から5年、続編『アナと雪の女王2』(11月22日公開)のスペシャルイベントが、11月21日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。監督を務めたクリス・バックとジェニファー・リー、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコ、音楽を手掛けたロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が来日し、日本版声優の神田沙也加と共にレッドカーペットを歩いた。神田はリー監督の顔を見て「いつも目を見てお話をさせていただいていると、涙が出てしまいます」と思わず感涙した。
クリス・バック監督は会場に詰めかけた「アナ雪」のコスプレをしたファンたちを見て「こんなふうに愛していただいて本当にうれしい。僕たちが生み出したキャラクターだから。特に日本のファンの方々は、キャラクターを人生の一部に取り込んで愛してくださっている」と心から感謝した。
神田は演じたアナ役について「自分の人生の年表みたいなものがあったら、間違いなく分岐点だと思うし、私のお芝居や歌のなかで、“アナ”というチューニングができました。パート2までの間に、たくさんの方から愛してもらっているのを感じていて、自分がアナでいたことを誇りに思っていました。いまはもう1人の自分ができた、みたいな感覚で、すべてが変わりました」とあふれる想いを口にした。
続いて、メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」をはじめ、『アナと雪の女王2』の楽曲の数々が、ロペス夫妻のピアノ演奏と歌で初披露されることに。ロバートは「実は日本人キャストの方の歌も全部聴いたよ。神田沙也加さんの曲も超一流で本当に美しくて感動した。私たちが求めていたものすべてが入っていた」と絶賛。クリステンは「今日も沙也加さんが歌ってくれればいいのに」とおちゃめに語った。
ライブが終わると、神田は「これこそ、聴きたかった、そして見たかった光景でした。今回のストーリーやキャラクターを司る方々で、その音を聴けたことがなによりも幸せですし、答えを見せていただいた気がします」と感激しきりだった。
また、劇中のアナの衣装のベルトが、着物の帯をイメージしているということで、神田からゲスト陣に帯のプレゼントが手渡された。最後は、秋のセットが掛け声で冬のセットに変わり、大盛況のまま、イベントは幕を閉じた。
取材・文/山崎 伸子