NHK異例の大人気コント番組「サラリーマンNEO」が小池徹平&生瀬勝久のW主演で映画化
2004年に単発の実験的番組としてスタートし、NHKでは異例のコント中心のコメディ番組として話題となり、2006年からレギュラー化された「サラリーマンNEO」が、小池徹平&生瀬勝久W主演によって『劇場版サラリーマンNEO』として11月に公開されることが決まった。
NHKらしくない、緩い配役や、半年間放送して半年間充電するという視聴者の飢餓感を煽る放送スタイルでも注目され、2007年、2008年と二年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙を成し遂げた「サラリーマンNEO」。「ここまでじゃないけど、あるある」と、思わずにやけてしまうシチュエーションや、「ちょっと大げさだけど、いるいる」という個性的なキャラクターたちが、劇場版ではテレビ番組以上に大騒ぎする。
番組の世界観はそのままに、ドラマ的ストーリーが加わってスケールアップした本作。生瀬演じるクセあり課長が率いるサラリーマン世界に参戦する新入社員を演じる小池は、「この作品で、皆さんに笑ってもらえて、少しでも元気になってもらえるように全力で取り組みたい」と意気込んでいる。本作のプロデューサーは「不景気や就職氷河期など、我々が働く環境は決して楽とはいえないが、全ての働く人たちへの応援歌になればと思います。東日本大震災が発生し、日本が置かれた状況はより厳しく、大きな悲しみを抱えることになりましたが、我々はいつまでも立ち止まっているわけにはいきません。せめてこの映画を見ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになっていただけたら」と、コメントを寄せている。
「日本の元気はサラリーマン、OLの元気から始まる」をモットーに、オリジナルメンバーの沢村一樹らも出演。終身雇用制の崩壊や不景気の影響によりサラリーマンを取り巻く環境がシビアになっている昨今、疲れ切ったサラリーマンたちのカンフル剤となるだろう。【Movie Walker】