櫻井翔&宮崎あおい『神様のカルテ』テーマ曲は、ピアニスト辻井伸行が作曲
櫻井翔が地域医療に情熱を注ぐ内科医を演じる、夏川草介の同名ベストセラー小説を映画化した『神様のカルテ』(8月27日公開)。そのテーマ曲に、ピアニスト辻井伸行の「神様のカルテ」が決定した。
本作は、命の意義を温かく照らす、優しい愛情に満ちあふれたヒューマンドラマで、櫻井&宮崎あおいが初共演することでも話題だ。
プロデューサーは、辻井伸行にオファーした経緯を「定番化したタイアップではなく、今までの映画では実現したことのない、斬新で大きな挑戦がしたかった。本作品が持つ“命の意義”“生の輝き”というテーマを追求した結果、辻井伸行さんという唯一無二の存在に行き当たり、深川栄洋監督含めた製作陣全員一致でオファーをしました」と明かしている。
今回、初めて映画のために楽曲制作を行った辻井は、楽曲を制作するにあたり、「撮影現場を訪問させていただき、監督さんや出演者の方々との言葉や現場の雰囲気、舞台となっている松本市の透き通った空気や風の美しさなどをイメージして作曲しました」とコメントを寄せた。
主演の櫻井は以前、ニュース番組で辻井のコンクール優勝を取り上げたことがあり、辻井と対面した際、「この素晴らしいニュースのことを自分の言葉で取り上げられたことが嬉しかった。CDもよく聞いています」と話し、辻井は感激。櫻井の印象について、「テレビなどで拝見している印象通り、とても素敵な方でした。自分の思い描いていた栗原一止先生(櫻井の役名)のイメージをぴったり表現されていて、『すごいなあ』と思いました」と語り、深川監督について「はじめて映画音楽に取り組む自分に、作品のイメージを伝えるために丁寧に言葉を選んで、いろんな説明をしていただきました。初めて制作する映画のための作品で、深川監督と一緒に仕事ができて良かったと思います」と感謝した。
完成した楽曲を聴いたプロデューサーは、「辻井伸行さんらしい、清々しく凛とした楽曲が生まれました。 まさしく、イチ(櫻井)やハル(宮崎)の生き方にも通じる音楽ができあがり、とても嬉しく思います」と感想を述べ、完成した本作を見た辻井は「感動し、自分自身も涙が止まりませんでした。このような素晴らしい映画に作曲家として携わることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです」と改めて、その喜びを語った。
「神様のカルテ 辻井伸行 自作集」は、7月27日(水)から発売される。【Movie Walker】
発売日:7月27日(水)※2形態同時リリース
「神様のカルテ 辻井伸行 自作集」
価格:3,000
収録内容:ピアノ・ソロ作品集14曲収録
「神様のカルテ 辻井伸行 自作集 SPECIAL EDITION」
価格:4,500
収録内容:ピアノ・ソロ作品集14曲収録(DISC1)+オーケストラ・アレンジ集7曲収録(DISC2)