「奇跡の大逆転」までの軌跡をマット・デイモンとクリスチャン・ベールが語る!『フォードvsフェラーリ』特別映像

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「奇跡の大逆転」までの軌跡をマット・デイモンとクリスチャン・ベールが語る!『フォードvsフェラーリ』特別映像

「ボーン」シリーズのマット・デイモンと「ダークナイト」シリーズのクリスチャン・ベールが初共演にしてW主演を務める『フォードvsフェラーリ』が2020年1月10日(金)から公開される。このたび、本作の主人公で実在の人物であるキャロル・シェルビーとケン・マイルズが成し遂げた“奇跡”がいかに歴史的であったかを主演俳優の2人が熱く語る特別映像が到着した。

『LOGAN/ローガン』(17)を手掛けたジェームズ・マンゴールド監督の最新作となる本作は、1966年に行われた伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者のフェラーリに立ち向かった2人の男たちの実話を描く物語となっている。気鋭のカーデザイナーであるキャロル・シェルビーのもとにフォード・モーター社から、“ル・マン24時間耐久レースで、絶対王者であるフェラーリ社に勝てる車を作ってほしい”という思いがけないオファーが届く。かつてル・マンで優勝した経験を持ちながらも心臓病によりリタイヤを余儀なくされたシェルビーは途方もない依頼を叶えるべく、破天荒な一流レーサーのケン・マイルズに協力を仰ぐ。シェルビーとマイルズは、数々の困難を乗り越えがらレースへの思いと史上最高の車を制作するという情熱を共有することで、次第に固い友情で結ばれていく。そして、いよいよ決戦の地ル・マンに乗り込んだ2人は、フェラーリと壮絶なデッドヒートを繰り広げるが…。

到着した特別映像では、マット演じるシェルビーとベール演じるマイルズの挑戦が、いかに歴史的なものであり奇跡的なものだったかを主演俳優の2人が語る様子が映しだされている。けたたましいエンジン音とともに幕を開けると、ベールは「カーレース全盛期を描いているが、ただのレース映画じゃない」と、本作がカーレース映画の枠を越え、不可能を可能にした男たちの“挑戦”譚であることを強調。マットも「まったく違うタイプの2人の男が力を合わせ、奇跡を起こそうとする」と評し、同じ目標を共有するシェルビーとマイルズの絶妙な関係性により、この奇跡を成し遂げることができたことを敬意を込めて語っている。そんな2人の挑戦がいかにリスクを伴うものだったのかを表すように、衝撃的なカークラッシュが収められた迫力のカーレースの模様や、最高峰のレーシングカーを生みだすため試行錯誤を繰り返す2人の姿、それを不安そうに見守る家族たちも映しだされるなど、大きな期待に沿うため危険なレースに命を懸けて挑んだ2人の様子が垣間見える映像となっている。

現地時間の12月3日にはアカデミー賞の前しょう戦として数えられるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のトップ10に選出されるなど、本年度アカデミー賞有力候補の声が上がるのも納得のマットとベールの熱演、そして手に汗握る物語が焼きつられた本作。いくつもの困難を乗り越えて成し遂げられた奇跡の大逆転劇をぜひその目で確かめてほしい!

文/編集部

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