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“ドラ泣き”ふたたび!来夏公開の『STAND BY ME ドラえもん 2』、ベースは「おばあちゃんのおもいで」

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“ドラ泣き”ふたたび!来夏公開の『STAND BY ME ドラえもん 2』、ベースは「おばあちゃんのおもいで」

来年2020年で連載開始から50年の節目を迎える国民的キャラクター「ドラえもん」。それを記念して、毎年春休みに公開されている「映画ドラえもん」シリーズに加え、2014年に興行収入83.8億円の大ヒットを記録した『STAND BY ME ドラえもん』の続編となる『STAND BY ME ドラえもん 2』が公開されることが発表された。

原作者である藤子・F・不二雄の生誕80周年記念作品として「ドラえもん」史上初の3DCGアニメで製作された前作から6年。引き続き山崎貴監督と八木竜一監督のコンビがメガホンをとる本作は、原作の中でも指折りの名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築されたストーリーになるとのこと。

幼稚園のころに亡くなったおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つけたのび太は、ドラえもんに「おばあちゃんに会いたい」と提案。はじめは反対するドラえもんだったが、2人は「直接会わずに様子を見たらすぐ帰ること」を条件に<過去>へと出発。しかし、ひょんなことからおばあちゃんに見つかってしまったのび太。驚きながらも優しく受け入れてくれるおばあちゃんがふとつぶやく「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たい」という願いを叶えるため、ドラえもんとのび太の大冒険がはじまることに。

「本作を作ることが決まった時に、まず思ったのは『名作と呼ばれるものはほとんど使わせてもらっちゃった』ということでした。2を作れるのはうれしいけど、どうしようというのが正直な気持ちでした」と吐露する山崎監督は、前作に続いて脚本も担当。「おばあちゃんのおもいで」について「前回入れ込みたくて、どうしても難しかった話の一つ」だと明かし、それを軸にした物語を作るために何度もミーティングを繰り返すなど、四苦八苦したことを振り返る。

一方で八木監督は「ドラえもん誕生50周年に公開することになるとは。前作は藤子先生の生誕80周年でしたので、不思議な縁を感じます」と続編製作の喜びを語りながら「前回出せなかった新しいひみつ道具や、前回大変すぎてできなかった場所などなど、世界を拡げてみなさんにお届けします」と、前作からのスケールアップを約束した。

前作では「未来の国からはるばると」や「さようなら、ドラえもん」、「雪山のロマンス」と「のび太の結婚前夜」などのエピソードをベースにしたストーリーが展開したが、はたして本作では「おばあちゃんのおもいで」以外にどの名作エピソードの要素が加えられているのか。現在鋭意製作中の『STAND BY ME ドラえもん 2』は2020年8月7日(金)、のび太の誕生日に公開される。続報に乞うご期待!

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