『ジュマンジ』最新作が遂に公開!ファーストサマーウイカ、岡崎体育が手掛けた主題歌は「すごくグッとくる」
呪われたゲーム“ジュマンジ”に吸い込まれた仲間を救うため、主人公たちが自らプレイヤーとなってゲームの中に入りこみ超絶難関なゲームを繰り広げるアクションアドベンチャー『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(公開中)の初日舞台挨拶が13日、TOHOシネマズ日比谷で開催。新キャラクターの日本語吹替えを担当したファーストサマーウイカと、日本語吹替版の主題歌を務めた岡崎体育が登壇し、クリスマスサプライズ演出として岡崎が主題歌を生歌唱し、会場を沸かせた。
2018年に公開された映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編となる本作では、ゲームの中へ戻ってしまった主人公のスペンサーを連れ戻すため、大学生になったおなじみのメンバー、マーサ、フリッジ、ベサニーが“無理ゲー”と化した「ジュマンジ」の世界で命を懸けた救出作戦に挑むが、ゲームがバグったことから、おじいちゃんたちまでゲームの中に吸い込まれてしまう…!
先日、ゲームに吸い込まれるおじいちゃんマイロ・ウォーカー(ダニー・グローヴァー)役の声を大のゲーマーである俳優の加山雄三が吹替えることが発表されたが、日本語吹替え版では、現在歯に衣着せぬ喋りでバラエティ番組を席巻中のファーストサマーウイカが新キャラクターのミン・フリートフットの声を担当。また独特の世界観で注目を集めるシンガーソングライターの岡崎体育が、日本語吹替版の主題歌を手掛ける。
今回、全国64スクリーンで生中継された本舞台挨拶。カメラに向かい、「向こう側でお前誰やねんて思ったやろー!お前見に来たんとちゃうと思ったやろー!」とさっそくキレキレのツッコミが炸裂するウイカ。本作が声優初挑戦となったウイカだが、「今日は感極まりまして、(自身が声を吹き込んだ)ミン・フリートフットのコスプレでやってきました!」と冒頭から意気込み抜群。岡崎も「これは完全にミンやな」とすぐにコスプレに気づいたといい、ウイカが「めっちゃいいコンビやな」とすぐさま息の合った様子を見せていた。
続いて、先日本作のLAプレミアに参加したウイカの映像がスクリーンに映しだされると「今回はブルー・カーペットだったんですよ。氷の感じを表現していて、めちゃくちゃよかった」とウイカが語り、遂に対面できたオリジナルキャストたちについては「すごく優しく対応してくださって。ハリウッドセレブなんで、スカしてるのかな?とか怖がっていたんですけど(笑)。『声優やったのー?』って感じでみんな優しくて。あと、めちゃくちゃみんないい匂いする」と明かしていた。
そして日本語吹替版の主題歌について話が及ぶと、岡崎が「公開時期がクリスマス近いということで、観てくださる皆さんもクリスマス気分を味わってもらえたらなと。あと本作の主人公もちょっとさえないタイプの男の子なので、さえないタイプのクリスマスっていうのを曲にしてみようと」と制作の意図を告白。ウイカも「すごくグッとくる」と話し、岡崎も「今回ネタもちょっと少なめで、けっこう真面目に書いています」と本曲への思い入れを明かした。
さらに本作では、声優でも参加している岡崎。「エンディングでも名前が出てくるんですけど、なんの役か書いてない(笑)。僕一番最後に出てくる、修理屋の兄ちゃんの役で出てきます」と自身でアピールした。そしてサプライズで、岡崎が自身初の書き下ろしクリスマスソングとなった主題歌「Merry Merry Christmas Night」を生歌唱!岡崎が踊りながら歌唱するバックで、ウイカもノリノリでダンスを披露した。
最後には、岡崎が「まさかおじいちゃんでこんなに感情が揺れ動くとは思わなかった。すごくおもしろいシーンもたくさんあるんですけど、ほろっとするシーンもありますので是非観ていただけたら」と本作をアピール。ウイカも「ジュマンジシリーズ大ファンの方も、今回初めての方も絶対楽しんでもらえる作品。おじいちゃんおばあちゃん、お孫さん、たくさんのファミリーで観てもらいたい。最高の年越しができると思う。劇場で何回も観ていただけたら!」と心をこめて呼びかけた。
取材・文/富塚 沙羅