マッドハウスが贈るアニメ映画『とある飛空士への追憶』の特報動画が初公開!
犬村小六のライトノベル「とある飛空士への追憶」がアニメ映画化され、今秋公開する運びとなった。原作小説は口コミを中心に広がり、様々な読者層の共感を呼んだ。「このライトノベルがすごい!2009」作品総合ランキングでは10位、全国大学文芸部イチオシの本「2009大学読書人大賞」では2位を獲得している。2009年にはラジオドラマ化され、朗読を人気声優の平野綾が務めたことでも話題となり、同年、小川麻衣子の作画による漫画化連載も始まった。
本作のアニメーション制作を担当するのは、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『マイマイ新子と千年の魔法』(09)、『REDLINE』(10)などを世に送り出した日本屈指のアニメスタジオ・マッドハウスだ。そして、監督を務めるのは、テレビアニメシリーズ「彩雲国物語」や「はじめの一歩New Challenger」を手がけた新鋭の宍戸淳。脚本は『時をかける少女』『サマーウォーズ』の奥寺佐渡子、キャラクターデザインには『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを手がけた人気アーティストの松原秀典など、注目のクリエイターが集結、最上のラブストーリが完成する。
中央海と呼ばれる海を挟んで、神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上の両国では、絶えず激しい戦いを繰り広げていた。ある日、レヴァーム皇国の飛空士・狩乃シャルルはある重大な任務を任される。次期皇妃ファナ・デル・モラルを水上偵察機の後部座席に乗せ、婚約者のカルロ・レヴァーム皇子のもとへ送り届ける極秘計画だった。遂にシャルルとファナのふたりで敵の領域を突破する12,000kmの旅が始まる。それは同時に身分違いの恋の始まりでもあった。
マッドハウスが世界に放つ究極のラブストーリーと銘打った『とある飛空士への追憶』。公開はまだまだ先だが、今回届いた特報動画でまずはその世界観の一端に触れてみてほしい。【Movie Walker】