【FEFF】ウーディネで第13回ファー・イースト・フィルム・フェスティバルが開幕!
現地4月29日、今年で13回目となるアジア映画に特化した映画祭、ファー・イースト・フィルム・フェスティバルがイタリア北部の都市ウーディネで開幕した。
今回はアジア12ヶ国から87作品を集め、4月29日から5月4日(水)までの9日間、2つの劇場で随時上映される。日本からも『告白』(10)、『悪人』(10)などをはじめとする11作品(コンペ対象)及びトリビュート作品が多数出品されている。今回は東日本大震災を受け、“FEFF for JAPAN”をスローガンに、日本の被災者への支援を呼びかける。その一環として、イタリアの著名なグラフィックデザイナー&イラストレーターのグイド・スカラボットロ氏が東日本大震災支援のためのロゴをデザイン。そのロゴを配したバッグが販売され、収益金を義援金として寄付することが決定した。
さらに、セリエAのウディネーゼ元監督で、現サッカー日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ監督がインタビューを通じて日本に滞在中だった東日本大震災当日の様子や、日本人の姿勢などについて語り、支援を呼びかけるビデオが各劇場で放映されている。
映画祭2日目の明日は『悪人』『サビ男サビ女』(10)などが上映される予定だ。【現地取材:Marco Sottile/翻訳・編集:真野香理】
★アルベルト・ザッケローニ監督のメッセージ動画(ただし日本語字幕はかなりあやふやです)
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