キャスリン・ビグロー監督、早くもウサマ・ビン・ラーデン殺害を映画化!?

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キャスリン・ビグロー監督、早くもウサマ・ビン・ラーデン殺害を映画化!?

現地時間5月1日23時半30分頃、アメリカのオバマ大統領がホワイトハウスで、2011年9月11日に起こったアメリカの同時多発テロなどの首謀者とされるアルカイダの指導者ウサマ・ビン・ラーデン(※注1)を殺害したことを宣言した。

これで約10年に及んだテロとの戦いは大きな節目を迎えたわけだが、その翌日、早くも『ハート・ロッカー』(08)で女性として初めてアカデミー賞監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督が、殺害までの様子を映画化する準備を整えていると報じられた。

イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション『ハート・ロッカー』で、その手腕を大きく評価されたピグロー監督は、以前から水面下で脚本家のマーク・ボールと共にタイトル不明の“ビンラディン プロジェクト”を立ち上げていたそうだが、「ウサマ・ビン・ラーデンが殺害されたことで、この企画がより具体的に動き出すだすことになるでしょう。ストーリーは、実行部隊(米海軍特殊部隊とCIAの軍事部門)のウサマ・ビン・ラーデン一掃作戦になるはずです」と、ビグロー監督に近しい人間が、匿名希望で米テレビ番組アクセス・ハリウッドに語った。

それに対するピグロー監督の反応だが、広報担当者を通じて「このプロジェクトに関して、ピグローからのコメントは差し控えさせていただきます」と発表し、報道を否定していないことから、この話はあながち嘘ではなさそうだ。【NY在住/JUNKO】

※注1:人物名表記についてはウサーマ・ビン・ラーディン、ウサマ・ビン・ラーデン、ウサマ・ビンラディン、オサマ・ビンラディンなど各種メディアによってばらばらですが、当サイトでは外務省表記にそろえました

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