ジョージ王子にエステル王女、可愛すぎるロイヤルキッズの通園&通学スタイル!
ロイヤルファミリーが家庭教師に子女教育を任せていたのは昔話。子どもを幼稚園や学校へ通わせることは、現代の王室メンバーにとっても一大行事だ。
「ジョージ王子が初登園!」とニュースになったのは、4年前の1月のこと。ケンジントン宮殿の公式インスタグラムに、当時2歳だったジョージ王子の愛くるしい写真が掲載されて話題となった。入園先のウェストエーカー・モンテッソーリ幼稚園の前に立つジョージ王子は、まだ赤ちゃんぽさの抜けきらない顔立ちに、なんとも言えない複雑な表情。ネイビーのキルティングコートは英国の老舗百貨店“ジョン・ルイス”の品で、フードからのぞくタータンチェックの裏地がトラッドな雰囲気だった。
2018年1月には、妹のシャーロット王女の初登園の写真も公開された。ケンジントン宮殿の前で撮影されたシャーロット王女は、キャサリン妃お気に入りのキッズブランド“Amaia”の真っ赤なコートに同色のストラップシューズを合わせ、白いマフラーを巻いた上品な装い。キャス・キッドソンのポニー柄リュックを背負い、余裕の笑みでおしゃまなポーズをキメていた。王女の通園先はジョージ王子とは別で、ケンジントン宮殿のすぐ近くにあるウィルコックス幼稚園。当時の午前部の費用は、4か月で3050ポンド(約43万円)だったという。
2017年9月、ジョージ王子はロンドン南西部にある私立校“トーマス・バタシー・ロンドン・デイスクール”に入学。シャーロット王女も兄に続き、昨年9月に同校に入学した。男の子の制服は4歳から7歳までがネイビーの半ズボン、女の子は9歳まで同色のジャンパースカートを着用する。冬のセーターは、男子が濃紺に赤ラインのVネック、女子は同色のカーディガンで、胸元には赤糸で校章が刺繍されているもの。ダークネイビーに赤のアクセントが映え、きりりとしたデザインの制服だ。昨年の新学期に撮影された記念写真では、王女が王子の腰に手を回して、少しはにかんだ笑顔を見せていた。
同じぐらいの年齢のロイヤル・キッズといえば、モナコ公国の男女の双子、ジャック公子とガブリエラ公女が思い浮かぶ。母親であるシャルレーヌ公妃は2018年9月、初等教育機関にそろって入学した二人の写真をインスタグラムで公開し、初登校日の喜びを伝えた。
当時3歳だった公女と公子は、おそろいの白いポロシャツとデニムを着用。ブロンドヘアの2人がリュックを背負ったままでハグする様子や、身を寄せ合って学校に向かうキュートな姿は、「まるで天使のよう!」と注目を集めた。ポロシャツは学校の規定服らしく、昨年11月に「初年度の学校写真」として公開されたモノクロ写真でも、2人は半袖のポロシャツ姿で仲睦まじく写真に収まっていた。
2018年8月、6歳で小学校に入学したのは、スウェーデンのエステル王女だ。次期スウェーデン女王のヴィクトリア皇太子とダニエル王子にはさまれて向かった入学先は、富裕層の子女が多く通う有名校“キャンパス・マニラ”。初登校日の王女は、胸元に細かいプリーツの入った水色のブラウスと真っ白なフレアスカートを着て、淡い色合わせが可愛さ満点。小さな体に不似合いなサイズのリュックサックも、いかにも入学したてという感じが微笑ましかった。
少し年齢が上のロイヤル・キッズでは、何といってもスペインのレオノール王女(14)とソフィア王女(12)姉妹の通学スタイルがあか抜けている。昨年9月に公開された新学期初日の写真を見ると、紺のVネックセーターにグレーのプリーツスカート、紺のハイソックスが日本の制服によく似たスタイル。スカートの短さも日本の女子高生のようだが、ブロンドのロングヘアをオールアップのポニーテールでまとめた髪型が、清楚で知的な印象だ。
2人が通っているのはマドリッドにあるカトリックの私立校で、2015年に公開された小学生時代の写真でも、2人は同校の制服を着用していた。制服姿の小さな王女たちが、長身でスマートなフェリペ国王とモデル級の美貌を誇るレティシア妃に手を引かれた家族写真は、ファッショングラビアから抜け出てきたような洗練ぶりで羨望を集めた。
子どもではあっても、隠し切れない品の良さを感じさせてくれるロイヤル・キッズ。彼らが他の子たちと同じ服装や規則のもとで集団生活を送る時間は、一般人とは比較にならないほど重い意味を持つに違いない。
UK在住/シャオ