神木隆之介、福山雅治との二人一役にプレッシャー!福山は「似てますよ」とソックリ度に太鼓判
『Love Letter』(95)や『スワロウテイル』(96)などの岩井俊二監督の最新作『ラストレター』(1月17日公開)のレッドカーペットイベント&舞台挨拶が1月9日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、松たか子、広瀬すず、森七菜、神木隆之介、福山雅治が登壇。福山演じる鏡史郎役の高校生時代を演じた神木が「プレッシャーでしたよ。あの“ましゃ兄”ですから」と福山と同役を演じた心境を明かし、「現場で“ましゃ兄”の写真を検索して、メイクさんと『どこにホクロがあるのか』と調べてホクロを足した」と告白。福山も「似てます」と太鼓判を押した。
本作は、手紙の行き違いから始まった2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描く人間ドラマ。岩井監督はインフルエンザのため、イベント欠席となった。
今回のオファーを受け、神木は「どうしよう、どうしようと思った。ご連絡させてもらって、どこに共通部分があるのかを探した」と福山を研究したそうで、「ちょっと前の写真や、アルバムやシングルなどのアーティスト写真を調べて、どういう髪型だったのかも調べた」とこだわりを明かした。
福山は「ありがとうございます」と感謝しつつ、「似てますよね、やっぱり」とニッコリ。神木が「本当ですか!?めちゃ喜んじゃいますよ」と笑顔を浮かべるなか、福山は「神木くんは達者なので、細かい部分をやっているんですよ。きっとそういうことをやってくれるだろうと、僕は完全にお任せだった。似ているのは神木くんのお芝居の賜物でございます」と語っていた。
また高校時代の鏡史郎が恋する女性、未咲役を広瀬が演じているが、神木と広瀬はこれまでもドラマ「学校のカイダン」などで共演してきた間柄。神木は「すずちゃんのことを『バカだ、バカだ』とののしる役などをやってきた。そこから始まっているから、(広瀬は)『お姉ちゃんと演技するくらいやりづらい』と言っていました」と広瀬の反応を紹介。広瀬は「照れ臭い感じがあった」と頬を緩めていたが、彼らの演じる高校時代を見た松は「キラキラしていました」と惚れ惚れとしていた。
取材・文/成田 おり枝