ジャコ・ヴァン・ドルマル監督『ミスター・ノーバディ』に登場する美女の正体は?

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ジャコ・ヴァン・ドルマル監督『ミスター・ノーバディ』に登場する美女の正体は?

2092年の近未来を舞台に、運命が次々と変わっていく男の人生を描いたSF作品『ミスター・ノーバディ』(公開中)の劇中、ユダヤ人の伝承を描いたシーンで登場する美しいふたりの天使が密かな話題となっている。

このふたりの美女、名前をアリス・ヴァン・ドルマルとジュリエット・ヴァン・ドルマルという。そう、ドルマルからという名前からわかるように、実はジャコ・ヴァン・ドルマル監督の実の娘なのだ。監督は13年前に公開された前作『八日目』(93)でも、主人公アリーのふたりの娘役にアリスとジュリエットを起用し、当時もその自然体で愛らしい演技が話題となった。「子供の成長の記録に(笑)」と娘を自身の作品に登場させる理由を語ったドルマル監督は、ほとんど親馬鹿丸出しとも思えてしまうのだが、こんな女優顔負けの美しい娘をふたりも持った監督を、男性なら誰もが「羨ましすぎる!」と思ってしまうのも確かだろう。

本作では娘たちだけでなく、監督の過去2作品にも出演しているパスカル・デュケンヌや、監督自身のカメオ出演など、所々に監督の遊び心が散りばめられている。監督の13年分のこだわりが詰まった本作からますます目が離せない。【Movie Walker】

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