葵わかな、『キャッツ』のジャパンプレミアで、来日ゲストとの再会に感激!
全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するミュージカルの金字塔を実写映画化した『キャッツ』(1月24日公開)のジャパンプレミアが1月22日に六本木ヒルズアリーナで開催。主人公ヴィクトリア役を演じた、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルダンサーのフランチェスカ・ヘイワードと、トム・フーパー監督、プロデューサーのデブラ・ヘイワードが来日し、葵わかなたち日本語吹替版の声優陣と共に、寒空の下、レッドカーペットを歩いた。
ステージに登壇したのは、来日ゲスト3人と、ヴィクトリア役の葵のほか、山崎育三郎(マンカストラップ役)、高橋あず美(グリザベラ役)、ロバートの秋山竜次(バストファージョーンズ役)、大貫勇輔(スキンブルシャンクス役)、大竹しのぶ(オールドデュトロノミー役)、日本語吹替版で音楽プロデューサーを担当した蔦谷好位置。
フーパー監督は、昨日、有楽町朝日ホールで開催された、天皇皇后両陛下、 愛子内親王殿下ご臨席のチャリティ試写会について「大変栄誉なことでした」と感謝したあと、本日、日本語吹替版が上映されるということで、「日本語吹替版は、すばらしいキャストによる力作です」と日本語で称え、会場を沸かせた。
葵は、ニューヨークで、現地時間の12月16日に開催されたワールドプレミアにも参加しているので、フランチェスカたち3人と再会できて感激しきりだった。「その時は私たちがお客さん的な立場で行かせていただいので、今日、日本でお三方をお迎えできてうれしいですし、今日来てくださったお客様もいらっしゃり、すごく皆さんに誇らしい気持ちです」と喜びを語った。
フランチェスカは「本当にきれいなわかなさんとまた、お会いできてうれしいです。今日は日本語吹替版のお祝いの日なので、すばらしいキャストの方々と祝えて、うれしく思っています」と笑顔を見せた。
トム・フーパー監督の大ファンである山崎も大興奮しながら挨拶。「僕は『レ・ミゼラブル』のマリウス役でずっと舞台に立たせていただいているので、トム・フーパー監督の映画『レ・ミゼラブル』を観て、こんなミュージカルの表現があるのか!と感動し、何度も観させていただきました。今日は写真もどさくさに紛れて撮らせていただき、感無量です」。
この日は極寒だったが、ゲスト陣は、会場に詰めかけたファンたちにサインなどをして、しっかりとファンサービスをし、プレミアを大いに盛り上げた。
取材・文/山崎 伸子