アンジェリーナ・ジョリーの初監督作品のタイトルが解禁!全米公開日も決定へ
アンジェリーナ・ジョリーが初メガホンを取った新作のタイトルが『In the Land of Blood and Honey』に決定し、12月23日(金)に全米公開されることがわかった。第64回のカンヌ国際映画祭でカンヌ入りしているアンジェリーナ本人が、エンターテインメント・ウィークリー誌の独占取材に応じたもの。
アンジェリーナが脚本と監督を手がけた同作は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台に、若いセルビア人男性とイスラム教徒のボスニア人女性の恋愛を描いた作品で、昨年10月から東ヨーロッパで撮影されていたが、タイトルは未定のままだった。
現在、同作は編集の最終段階にあり、同映画祭に出席するために編集室から抜けてきたというアンジェリーナは、「とても難しい複雑な内容も含まれる映画なので、タイトルを決めるのにかなり悩みました。タイトルによって、観客の映画に対する印象や、作品に入る込めるかどうかも変わってしまうため、オーディエンステストも行いました。でも、なかなかピンとくるタイトルが見つからず、思いつく全てのタイトルを書き出して吟味して、やっと『In the Land of Blood and Honey』に決めました」と、同誌に語っている。
同誌によれば、このタイトルは、“非常に富裕で恵まれた土地”を意味する“land of milk and honey”からの引用ではあるが、“Milk”の代わりに“Blood”を使用することで、10万人以上の命が奪われた1992年の紛争による“莫大な喪失”を表現しているそうだ。【NY在住/JUNKO】
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