中谷美紀、池田エライザらが豪華ドレスで美の競演!「FOLLOWERS」ワールドプレミア開催
TOKYOのリアルライフを描いた蜷川実花監督によるNetflixオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」(2月27日よりNetflixにて独占配信)のワールドプレミアが4日、表参道ヒルズで行われ、主演の中谷美紀、池田エライザら豪華キャスト陣が作品の世界観そのままのゴージャスな衣装で登場し会場を沸かせた。
今年さらに注目を浴びるTOKYOを舞台に、自分らしい幸せの形を模索し懸命にサバイブする女性たちの人生がSNSを通して交錯していく本作。全9話のオリジナルドラマとなり、イベントには夏木マリ、板谷由夏、コムアイ 上杉柊平、金子ノブアキ、ゆうたろう、蜷川監督といった豪華キャストとスタッフが集結した。
表参道ヒルズの大階段に敷かれたレッドカーペットに、勢ぞろいしたキャストたち。華やいだワールドプレミアに蜷川監督も「まるで『FOLLOWERS』の劇中にいるような華やかな場所に来られて、とてもうれしく思います」と笑顔。続けて「東京のリアルなドラマを世界に向けて発信したいという想いと、女性の多様な生き方と、“大人って楽しい、女性って楽しいよね”っていうポジティブなコンセプトを皆さんに届けたいと思って去年一年、わたし的には完璧に走り抜けられたなと思っています」と本作への想いを吐露。
また主人公となる写真家のリミを演じた中谷は、「蜷川実花監督をモデルにした役柄なんですけど、実花さんの写真を拝見すると被写体に対する、ほとばしる愛情を感じる。ある意味誰でもカメラマンになれる時代になっているなか、実花さんにしか撮れない写真を撮ってらっしゃる。実花さんらしさ、被写体に対する熱い想いを大切に撮らせていただきました」と役柄への想いを明かした。さらに女優を目指して上京した若さあふれるなつめを演じた池田は、「なつめっていう女の子は、私がなりたくてもなれなかった女の子。なつめの武器がないからこそのタフさって、若い魅力だったりもする。そこに常に影響は受け続けていました」と胸の内を告白。また本作で芸能事務所の敏腕マネージャーを演じた板谷は、「大変なお仕事だなと。迷惑をかけてはならぬ、炎上してはならぬと思いました」と普段マネジメントされる側の自身を重ねて熱く語り、会場を笑わせた。
それぞれの世代がワイワイと楽しんでいるシーンが多いのも本作の魅力の一つだが、金子も「ガチャガチャでしたね(笑)」と撮影を振り返り、蜷川監督も「今回けっこうアドリブが多くて、そこをすごく生かしている。すごくおもしろかった」と話すいっぽう、即興芝居について中谷は「難しい…。板谷さんが本当に上手なんで」と明かすと、夏木も「板谷さん、食べながらしゃべるのが得意なんですよ(笑)。天性のコメディアン!」と絶賛した。
さらに、“仕事と恋愛”を天秤にかけられるシーンも出てくる本作。どっちをとるかという質問に夏木と板谷は「仕事!!」と声を見合わせて大声で回答。これには横にいた金子もタジタジに…。改めて聞かれた中谷は「私、両方です!欲張りなので(笑)」と茶目っ気たっぷりに告白していた。
最後には、池田が「衣装や美術ももちろん、蜷川監督らしいきらびやかさもあるのですが、“蜷川実花が人間を本気で撮ったらこうなる”というのを観れる作品。私たちも恥を捨てて演じておりますので、ぜひ期待してください」と呼びかけ、中谷も「さまざまな女性の生き方を肯定する作品。個人個人が自身の生き方を堂々と胸を張って生きていいんだと、そういうメッセージがこの作品には込められています」と熱くメッセージを投げかけた。
取材・文/富塚 沙羅