『ナニー・マクフィー』親善大使の尾木ママが語る子育てに最適な5つのレッスンとは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ナニー・マクフィー』親善大使の尾木ママが語る子育てに最適な5つのレッスンとは?

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『ナニー・マクフィー』親善大使の尾木ママが語る子育てに最適な5つのレッスンとは?

女性的な物腰や柔らかい口調から“尾木ママ”の愛称で親しまれ、各メディアを席巻している教育評論家・尾木直樹。そんな尾木ママが、不思議な魔法使いが活躍するファンタジー映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』(7月2日公開)の親善大使を務めることになり、その就任式が開催された。

本作はイギリスの児童文学を題材にしたファンタジーシリーズ第2弾。戦争に行った夫に代わり、農場を切り盛りしていたイザベルと3人の子供たちのもとに、従兄弟たちが戦火のロンドンを逃れてやってくる。だが、都会育ちの彼らは田舎育ちの子供たちと性格が合わず、衝突を繰り返してばかり。そんななか、困り果てたイザベルのもとに魔法使いのナニー・マクフィーが現れ、5つのレッスンを提示して子供たちに助け合いと思いやりの気持ちを芽生えさせていく。この劇中でナニー・マクフィーの行うレッスンが、尾木ママの提唱する“叱らない子育て”にそっくり当てはまるため、今回の大使就任が決定したのだ。

就任式には、魔法使いの姿に扮し“尾木ママクフィー”として登場した尾木ママ。さらに劇中でも活躍する可愛い子ブタも駆けつけ、一緒に任命証書の授与やポスターへのサインといった大使公務を行った。続いて、大使就任の挨拶では「今は教育の世界だけでなく、日本全体が大変な時期です。私の経験や教育論が日本を元気にすることにちょっとでもお役に立てばと思い、今回のお仕事を引き受けました。この映画はストーリーも良いし、俳優陣のお芝居もすごく良い。それにナニー・マクフィーが教える“礼儀正しく、分かち合う”“お互いに助け合う”といった5つのレッスンは、子供たちの成長だけでなく、日本の復興においても大事な教訓になっています。本当に大事なものを全部教えてくれる作品です」と、本作の魅力を存分にアピール。

また尾木ママクフィーならば、子供たちにどんなレッスンを施すか聞かれると「これは子供だけじゃなく、親に対しても言いたいことですが、1:早く早くと急かさない。2:やめなさいとは言わない。3:大丈夫?とすぐに聞かない。4:ありがとうを頻繁に使い、感謝の気持ちを忘れないようにする。5:頭ごなしに怒らずに、まずはどうしたの?と聞いてあげる。この5つのレッスンをこなせば、子供たちの心には安心感が生まれて、次は頑張ろうという気持ちになれます。是非実践してほしいですね」と、独自の教育論について語ってくれた。

笑いあり、感動ありのハートウォーミングドラマ『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』。鑑賞時は不思議な魔法の数々を楽しむだけでなく、彼らを見守る親の視線にも注目することで、さらなる感動が味わえるはずだ。【六壁露伴/Movie Walker】

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