坂上忍&IMALU、『野性の呼び声』イベントでキュートな愛犬と絆を確認
世界的名作小説を映画化したアドベンチャー作品『野性の呼び声』が2月28日(金)より公開されることを記念して、2月27日にトークイベントが開催され、俳優の坂上忍とタレントのIMALUが出席。坂上はパグの「森田パグゾウ」、IMALUはコーギー「バルー」と、それぞれ愛犬と一緒に登場した。
厳しくも美しい秘境アラスカを舞台に、地図にない場所を目指して一匹の犬と共に旅をする男の姿を描く本作。「スター・ウォーズ」シリーズのハリソン・フォードや、『美女と野獣』のダン・スティーヴンスらが出演する。
芸能界きっての愛犬家でもある2人はこの日、作品をイメージした“あったかファッション”で登場。映画を観た感想を問われると、坂上は「始まって10分くらいで泣いてしまって。(その後)ずっとですかね。しつけで悩んだ時とか、なかなか懐いてくれないワンちゃんがいた時とか、こうしていれば信頼を得られたのかなとか、いろんなことを考えてしまった」と話した。
また、IMALUは「表情とか動きとか、とにかく細かくて。犬のちょっとした動きが描かれてて、犬好きとしてはすごくカワイイと思えました。作った方は絶対に犬好きですよね」と笑顔を見せた。
そして、「ワンちゃんともし冒険に行くなら?一緒に挑戦してみたいことは?」というテーマになると、坂上は「海の近くにワンちゃん用に建てさせていただいた家があるんですけど、船で海から島へ遊びに行けないかなと。免許も取らなくちゃいけないんですけど」とニヤリ。
一方のIMALUは「私は寒いところが苦手なんですけど、この映画って雪山がいっぱい出てくるんです。犬って雪とか喜ぶので、観たら連れて行ってあげようかなと思いました。彼が喜ぶなら」と回答した。
そんな愛犬との“信頼関係”が分かるエピソードをMCから尋ねられると、坂上は「毎朝4時から4時半くらいの間に起きるんですけど、ソファに座ってニュース見ていたりするときは反応しないで、散歩行くときに自分が立つと(飼い犬たちが)みんなピッと立つ。それまで我慢してくれていて、気も使ってくれちゃってるのかなと思う」。
IMALUは「バルーはビビりな性格なんですけど。人見知りで小さい時に、(自分の後ろに回って)背中に乗ってきたことがあって。それから習慣づいちゃったのか、怖がると背中に乗ってくる。アゴを私の頭に乗せて寝ちゃったりもする。信頼されているんだと思う」と、とっておきエピソードを明かした。
このように、愛犬と強い絆で結ばれている2人。そこで、同イベントでは“どちらがより強い絆なのか”を量るため、お互いが愛犬と“SNS映えする写真”を撮ることに。
背景に作品のビジュアルを入れたIMALUは「最高のが撮れました。これは宣伝もできますから。(映画に出てくる犬の)バックとバルーの真っ直ぐな表情もシンクロしてます」と自画自賛し、坂上のアゴとパグゾウの目しか映らなかった坂上作品に対しては「これはヒドイ!よく撮れたっていいましたね」と突っ込み。敗北した坂上は、この結果に「芸歴長いんで、あれくらいのこと(宣伝のこと)は考えなくちゃいけないんですけど」と白旗を掲げていた。
なお、本作については「泣かせよう、泣かせようって映画じゃないんですよ。最後も秀逸。是非多くの方に見ていただきたい」と坂上。IMALUは「タイトル通り、ワンちゃんの本能的な部分が感じられるし、自然の映像がものすごくキレイ。大きいスクリーンで観ていただきたいです」とアピールした。
取材・文/平井あゆみ