第二のマコーレー・カルキン!? オスカー女優をうならせた13歳の天才子役とは?
ヘヴィメタバンド・メタリカが音楽提供した作品として話題の映画『メタルヘッド』(6月25日公開)に、『ホーム・アローン』(91)で一世を風靡した天才子役、マコーレー・カルキンを彷彿とさせる“第二のカルキン”が主演している。
可愛らしい顔とは裏腹に、大人顔負けの小生意気な演技を見せ、世界中の映画ファンから愛されたカルキン。透き通る白い肌とサラサラの金髪、そしてつぶらな瞳がチャームポイントだったが、そんな彼と同じ武器を持った天才少年が、ハリウッド映画界に流星のごとく現れた。それが“第二のカルキン”ことデヴィン・ブロシュー、13歳だ。
オスカー女優のナタリー・ポートマンがプロデュースと出演も兼ねている本作で、ナタリーほかジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ベテラン女優パイパー・ローリーを脇に堂々の主演を張る。ヒッピー風の破滅型メタル野郎のヘッシャー(ジョゼフ)と出会ったことで人生を変化させていく、イジメられっ子のTJを演じている。
6歳でエージェントにスカウトされ、『告発のとき』(08)ではシャーリーズ・セロンの息子役に抜擢。その後もテレビ、CM、映画に引っ張りだこ。ナタリーも「撮影ではいつもボコボコにされたり、全力で走ったり大変だったけど、長時間働いた後にはちゃんと学校に行っていたわ。素晴らしい役者ね!」と絶賛している。ちなみに最新出演作の、殺人を犯すタイヤの恐怖を描いた映画『Rubber(原題)』も全米で注目となっている。
カルキンといえば、ハリウッド子役の典型的負のセオリーを歩いている代表格。たとえ容姿は似ていようとも、その道にだけは足を踏み入れてほしくないものだ。【Movie Walker】
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