大泉洋に松岡茉優ら豪華キャスト陣が騙される!?クセモノだらけな『騙し絵の牙』予告到着
今年映画が公開となる『罪の声』の原作者、塩田武士が大泉洋にあてがきして執筆した同名ベストセラー小説を、大泉洋と『羊の木』(18)の吉田大八監督のタッグで映画化した『騙し絵の牙』が6月19日(金)から公開される。このたび、共演の松岡茉優、佐藤浩市、リリー・フランキー、木村佳乃、斎藤工、國村隼ら豪華キャスト陣が集結した予告映像が到着した。
大手出版社「薫風社」はかねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発。さらに専務の東松が進める大改革で雑誌は次々と廃刊のピンチに陥っていた。そんな会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長である速水も改革の煽りを受け、無理難題を押しつけられるなど窮地に立たされることに。しかし一見頼りないこの男、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者の高野を巻き込み、速水の生き残りをかけた逆転劇がはじまる…。
到着した予告映像では、大泉演じる速水が廃刊危機の迫った雑誌「トリニティ」を存続させるため、編集部員たちを鼓舞し奮起させる様子から幕をあける。出版社の危機を社員一丸となって立ち向かっていくという感動の物語がこれから展開していく、かと思いきや、リリー演じる謎の男の「結局、“この人”の仕掛けにハマった」という一言を皮切りに状況は一変。木村演じる文芸誌「小説薫風」の編集長、江波が「こんなやり方許せません!」と意見し、國村演じる大御所小説家の二階堂が「戦争だな!」と腹をくくるかのように言い放つ様子が映しだされていく。
さらに佐藤演じる東松が「タヌキ黙らせろよ!」と声を荒らげるなど、バラエティ富んだクセモノたちの陰謀渦巻く壮絶な騙し合いバトルへと発展していく。そして、松岡演じる新人編集者の高野が「人を騙して、そんなに楽しいですか?」と怒りを露わにすると、速水が不敵な笑みを浮かべ「めちゃくちゃおもしろいです!」と返答するなど、はたしてこの騙し合い合戦がどのような結末を迎えるのか、注目せずにはいられない映像となっている。
豪華キャスト陣とスタッフが贈るクセモノたちの陰謀が渦巻く逆転連発エンタテインメントに見るもの全員が“騙される”ことは間違いない!
文/編集部