順調にキャリアアップ中のイケメン俳優、その秘訣はセクシーすぎる過去にあった
NY市警を舞台に、複雑な人間模様と殺人事件が交錯するクライムサスペンス『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』(7月9日公開)。名優アル・パチーノをはじめ、オスカー女優ジュリエット・ビノシュ、トム・クルーズの愛妻ケイティ・ホームズら豪華キャストも話題の本作だが、そんな彼らと渡り合う主人公が若手スターの筆頭株、チャニング・テイタムだ。本作では、かつて誤って人を殺し、それを隠匿した過去に苛まれる警察官を、陰影のある演技で体現。だが奇しくも今、そんな彼のプライベートな過去が、ちょっとした話題を呼んでいる。
現在、31歳のテイタム。甘い顔立ちと見事な肉体美を誇るルックスで、全米では既にアイドル的存在の彼は、モデルを経て、26歳の時に出演したダンス映画『ステップ・アップ』(06)でブレイク。この作品では躍動感あふれる華麗なダンス姿を披露しているが、最近になって、芸能界に入る以前、テイタムがストリッパーとしてクラブで踊っていたことが発覚。なるほど、見事なボディもダンスも、立派な下積みがあったからこそ!? さらには、多くの女性を惹きつけるコツをつかむ手助けになったのかもしれない。
ストリッパー時代の画像がインターネット上に流出し、スキャンダラスな過去が明るみになったテイタムだが、本人は潔く事実を認めたため、好感度は逆にアップ。さらにはテイタムの過去にインスピレーションを得た鬼才スティーブン・ソダーバーグが、テイタム自身を主演にしたストリッパーの映画を企画中という、棚からボタモチ状態に。『沈黙の代償』とは裏腹に、テイタム自身は過去をバネに、キャリアを積んでいるとも言えるだろう。
だが、それはもちろん実力やカリスマなどのスター性がテイタムに伴っているからこそ。今後も、ラッセ・ハルストレム監督のラブストーリー『ディア ジョン』(秋公開予定)や、あのジョニー・デップがブレイクするきっかけになったテレビ番組「21ジャンプストリート」の映画版主演など、新作も控えている。日本で本格的にブレイクする日は、そう遠くないはずだ。【トライワークス】