ジョージ・クルーニーが突然エリザベッタを振った理由
約2年間、交際を続けてきたジョージ・クルーニーとエリザベッタ・カナリスの破局は時間の問題と言われていたとはいえ、突然の破局声明は世間をあっと驚かせた。というのも先週、ふたりがイタリアで仲良くディナーデートを楽しんでいる姿が目撃されていたからだが、どうやらクルーニーにとっては約半年かけて準備されたもので、エリザベッタにとっては、突然言い渡された破局宣告だったようだ。
クルーニーの関係者がUsウィークリー誌に語ったところによれば、「新年をメキシコで過ごしたあたりから、彼の心がエリザベッタから離れていったのは事実です。小さなことの積み重ねだったのでしょうが、彼は、彼女と距離を置き始めたんです。一番の良い言い訳は、映画の撮影です。最近では『Gravity』がロンドンで撮影されていたため、イタリアを離れていましたが、クルーニーはエリザベッタ抜きで友人たちと会う機会が多くなっていった」という。
一方、先週エリザベッタがインタビューを受けた雑誌の編集者の話では、「撮影中にクルーニーから60回もテキストメッセージが入って、『そんなんじゃ撮影が終わらないよ』と冗談を言っていたくらいなので、突然の破局に驚いています。彼女は久しぶりにクルーニーと会えるのを本当に楽しみにしていたので、破局するとは考えてもいませんでした」という。
デイリー・メイル紙によれば、「クルーニーがイタリアに戻り、パパラッチされたディナーの時はとても良いムードでした。しかし、コモ湖の別荘に帰ってから、カナリスが受けたイタリアのChi誌のインタビューの話になり大喧嘩になったんです。カナリスは、カンヌ国際映画祭や今月初めのメキシコ旅行にクルーニーが来てくれなかったことなどの不満が爆発してしまい、それで全てが終わってしまった」のだそうだ。
クルーニーは1月のテレビのインタビューでも、結婚しない宣言をしていたが、カナリスはイタリアの雑誌のインタビューで、「彼はある時点から本音を話していないの。私は、私と結婚したくないとか子供がほしくないとか言っている男性とは付き合ったことがないわ。いつか結婚もしたいと思っている」と語っており、破局説の一方で、クルーニーが遂に独身貴族から卒業するのでは?と考えられていた。
しかし、エリザベッタのインタビューはどうやらエリザベッタの願望に過ぎなかったようで、雑誌を通じて宣言した一方的な“結婚したい願望”が、破局の引き金になってしまったようだ。お似合いのカップルと言われたエリザベッタさえも、クルーニーの閉ざされた心を動かすことはできなかった。【NY在住/JUNKO】