ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライブリー夫妻、苦戦するNYの病院に寄付!

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ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライブリー夫妻、苦戦するNYの病院に寄付!

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するなか、ついに中国を抜いて感染者数が最多となったアメリカ。なかでも感染者数の多いニューヨークは世界の窓口であり、国内でもっとも感染者が多いが、特に車社会のアメリカで唯一電車を中心とした交通網を持つニューヨーク市の患者数は突出しており、事態は深刻だ。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、連日の記者会見で、人工呼吸器やマスク、手袋などの防護服の不足や、医療現場の惨状を訴え続けてきたが、感染者数拡大に対して供給が追い付かない状況が続いている。

そんななか、ライアン・レイノルズと妻のブレイク・ライブリーが、ニューヨーク市の4つの病院に、各10万ドル(約1075万円)、計40万ドル(約4300万円)を寄付したことが明らかになった。

2人はすでに、アメリカとカナダのチャリティ団体で、経済的に恵まれない家族に食料を提供することを目的とする「Feeding America」と「Food Banks Canada」に計100万ドル(約1億750万円)を寄付しているが、今回、アメリカ国内で最も感染者が多いニューヨーク市の4つの病院に寄付したことには大きな意味がある。

貧富の差が激しいアメリカでは無保険者も多いが、コロナに関しては一部の病院で検査を受けることが可能になっているため、人々が殺到。激増している患者が列をなし、病院の廊下にあふれかえる一方で、マスクや人工呼吸器不足のまま治療を続けている医療従事者は疲弊し、自身が検査を受けられないまま死亡するなど、まるで戦場のような惨状が毎日のように報道されているからだ。

感染拡大を受けロサンゼルスやサンフランシスコなどでも不要不急の外出禁止令が報じられると、セレブたちはこぞってSNSで、「愛する人々を守るためにも、家にいましょう」というメッセージを送り、心身共に健全に家で過ごす方法として、自身の自撮りやエクササイズ法などを披露。しかし、「敷地が広く恵まれた環境のセレブの自宅での過ごし方は、一般市民にはまるで参考にならない」という声もある。一方で、アンジェリーナ・ジョリーがチャリティ団体に100万ドル(約1億750万円)、そしてリアーナは、自身の慈善団体「クララ・ライオネル基金」で500万ドル(約5億3750万円)の寄付をおこなったほか、ニューヨーク州の医療従事者向けに個人用保護具を寄付しており、クオモ知事が感謝の言葉を送っている。また、クオモ知事の弟で米CNNのニュースキャスター、クリス・クオモ(49)も感染したことが明らかになっている。

NY在住/JUNKO

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