ジュリア・ロバーツにレニー・ゼルウィガー…マスク選びに本性が出る?

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ジュリア・ロバーツにレニー・ゼルウィガー…マスク選びに本性が出る?

新型コロナウイルスの感染者が世界で110万人を超えた。なかでもアメリカは爆発的な増加によって感染者が30万人に達し、各州でロックダウン状態が続いている。

そんななか、香港大学などの調査結果をもとに米政府が3日、初めてマスクの効果について言及。自己防衛というよりは、無自覚の感染者による飛沫感染拡大を引き起こす可能性を防ぐための手段として推奨されているもので、米トランプ大統領自身はマスク着用を拒否。また、一線で働く医療従事者に十分なマスクが行き渡っていない現状を踏まえ、スカーフや布などを用い、あくまで一般人は医療用のマスクを使わないように強く求められている。

セレブが住むロサンゼルスも感染拡大は例外ではなく、この宣言の後は、セレブたちもマスク姿で食料品などを買い出しに行ったようだ。

ジーンズにジャケット、サングラス姿のジュリア・ロバーツは、口元にデザインが入った黒いマスクにビニール手袋をして買い物袋が入ったカートを押している様子を、別の店では姪っ子のエマ・ロバーツが、サングラスに黒いデザインマスクをしている様子を捉えられている。

また、夫のトム・アカーリーと一緒に買い物に出かけたオーバーオールに野球帽をかぶったマーゴット・ロビーは、手袋はせずにカートを押していたが、バンダナをマスク代わりにしているようだ。

一方で、リリー・コリンズと恋人で映画監督のチャーリー・マクダウェルは、手袋だけでなく第一線で働く医療従事者が使用するべきN95規格(米国NIOSH認定)の排気弁付き防じんマスクを着用。また、素手で触らないように布を使ってカートを押しているレニー・ゼルウィガーもN95規格のマスクを着用して買い物をしている様子をパパラッチされている。

セレブであれば医療従事者用のマスクの入手は不可能ではないはずだが、アメリカでは毎日のように、死と向き合いながら一線で働く医療従事者たちが、不足しているマスクを使いまわしながら治療にあたっている様子などが伝えられていることから、「困難な時こそ、その人の本性が出るものよね」「お金を寄付するセレブもいるけど、それは強制するべきことではない。でもこの状況でN95規格のマスクを使って買い出しって、自分だけ助かればいいって思ってる証拠」「残念を越えて失望した」といった非難の声が寄せられている。

NY在住/JUNKO

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