アカデミー賞主演女優賞のナタリー・ポートマンより人気の『マイティ・ソー』キャラクターとは?
シェイクスピア作品などで知られるケネス・ブラナー監督がマーベルコミックを実写映画化した『マイティ・ソー』が、いよいよ7月2日(土)より公開される。
全米では5月上旬に公開され、オープニング3日間で6600万ドル、日本人が出演するハリウッド作品としては歴代No.1のオープニング成績を記録し、連日開催されていた試写会では軒並み高評価を得た。先日行われたMovie Walker独占3D試写会でアンケートを実施したところ、本作の評価点は平均85.7点と、ここでも高得点を叩き出した。
浅野忠信のハリウッド初出演作として本作に注目している人も多いはず。劇中で浅野演じるホーガンの姿を見た人は、「ハリウッドでのこれからを期待したい」(男性)と、浅野の今後の活躍を期待しているようだ。気になるキャラクターとして名前が挙がったはもちろん、『ブラック・スワン』(公開中)でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、本作で地上に落ちてきたソー(クリス・ヘムズワース)を発見する天文学者ジェーンを演じたナタリー・ポートマン、ではなく、「理解しずらい(できない)ところ」(男性)、「ソーよりも感情移入しやすいキャラクターだから」(男性)という理由から、神の世界の征服を企む邪神ロキ(トム・ヒドルストン)の名前だった。しかし、それ以上に人気を集めたのは、神の世界に生を受け、最強ながらも傲慢な主人公ソーだった。神にも見捨てられた“オレ様”ヒーローに対し、女性陣からは「格好良い!」「傲慢なのに、女性に対して紳士っぽいところ。もしかしてジェーンにだけ?」「勇敢で正義感があるところに感動した」などの声が飛び、女性を虜にしてしまった。また、その“オレ様”な内面だけではなく、「筋肉がすごかった」との意見も多く、そんなソーの肉体美にも注目だ。
本作は、地球に追放されたソーが、真のヒーローとして成長していくドラマだ。本作をきっかけに、「北欧神話はあまり知らないけれど、とても興味が出た」(女性)、「北欧の神話を知りたくなった」(女性)など、北欧神話に興味を持つ人も現れた。アメコミの実写化ということから「(見るまで)女性にはどうかと思っていた」(女性)とコメントを寄せる人もいたが、結果として「ストーリーは現代にも通じるものがあり、わかりやすかった」(女性)、「途中、笑える場面もあって、飽きなかった」(男性)と、ストーリーとしても納得のいく内容だったようだ。
好きなシーンには、「ソーや仲間たちが初めて地球にやって来て、町を行動しているシーン」(女性)や、「ラストのソーとジェーン、それぞれの笑顔」(男性)が挙げられ、「続きが気になる」(女性)、「次回作に続くのであれば、最初から“●部作”と教えてほしい。最近、こういう終わり方の映画が多く、良い意味で困る」(男性)と、既に次回作への期待が寄せられた。※その次回作だが、ディズニーが正式に『マイティ・ソー2』を2013年7月26日(金)にリリースすることを発表した。本作でソーを演じたクリス・ヘムズワースが続投する。
最近では、3Dが主流となっているが、いざ見てみると「3Dにする必要はなかったのではないか」と疑問に思うこともあるだろう。マーベル・スタジオ初の3D作品となる本作だが、「3Dの映像が綺麗だった」(女性)、「宇宙など広い空間の映像が多かったので、3Dの空間表現がとても活きていた」(男性)、「3Dは吸い込まれそうなくらいに良かった」(女性)と、その3D映像の迫力に圧倒される人が続出した。是非、あなたにも劇場の大スクリーンでダイナミックかつパワフルなソーの活躍を3D映像で堪能してもらいたい。【Movie Walker】