タイカ・ワイティティ監督がマルチな才能を発揮!『ジョジョ・ラビット』の先行デジタル配信&ブルーレイ・DVD発売が決定
第44回トロント国際映画祭観客賞、第92回アカデミー賞脚色賞に輝いた『ジョジョ・ラビット』が、5月20日(水)に先行デジタル配信を開始。6月3日(水)にはブルーレイ+DVDセットと4K UHDを発売し、同日にブルーレイとDVDのレンタルも開始する。これに先立ち、ボーナス・コンテンツに収録される特典映像の一部が公開された。
本作は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)の監督や、「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」(ディズニーデラックスで配信中)でもエピソード監督を務め、注目を浴びているタイカ・ワイティティ監督が監督、脚本、製作、俳優をこなした作品。第二次世界大戦下のドイツで、心優しい10歳の少年ジョジョは、“空想上の友だち”であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで、立派な兵士になろうと奮闘していた。そんななか、ジョジョは母親と2人で暮らしている家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女がこっそりと匿われていることに気づく…。
スカーレット・ヨハンソンやサム・ロックウェルなど実力派キャストを交えながら、戦時下のドイツで暮らす少年ジョジョの視点を通して、困難ななかで生きる人々の希望と喜びをユーモラスに描いた感動作だ。ワイティティ監督は本作で、ジョジョの“空想上の友だち”であるアドルフ・ヒトラーを演じている。
今回初公開となった映像では、キャスト一同がタイカの魅力を語るほか、ヒトラーを演じる監督本人のコメントも紹介。また、ヒトラーとして振る舞う様子や明るい撮影現場の雰囲気など、俳優として、監督としてのマルチな一面をのぞくことができる。
そのほかブルーレイには監督による音声解説をはじめ、豪華キャストのお茶目なNGシーン集、「空想のゲーリング」「子豚の歌」「さよならヒトラー」などの未公開シーン集が収録されている。映画本編とあわせ、作品への理解がさらに深まるボーナス・コンテンツにも注目してほしい。
文/編集部