ディカプリオ&デ・ニーロとスコセッシ映画で共演できるかも!?コロナ危機を救うチャリティが盛んに
先ごろ、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが6度目のタッグを組む次回作が『Killers of the Flower Moon』に決まり、スコセッシの『アイリッシュマン』の配給を行なったNetflixと、ストリーミングサービスのApple TV+の拡充を図っているAppleが配給権を巡り商談を始めたという報道があった。
4月15日にディカプリオのインスタグラムアカウントで発表されたニュースによると、“All in Challenge”というチャリティサイトを通じて寄付を行なった人のなかから、スコセッシ監督の新作にてディカプリオとロバート・デ・ニーロの共演者として通行人役でスクリーンに映る権利がプレゼントされるという。撮影日は監督や共演の2人の俳優と1日過ごし、プレミアにも招待される。このサイトで集められた寄付は、コロナ禍において影響を受けた家庭や子どもたちに食事を提供するために使用される。
“All In Challenge”には、ディカプリオと共演する以外にも、人気司会者エレン・デジェネレスのトーク番組で一緒にホストを務める権や、ジャスティン・ビーバーがあなたの家を訪ねて「One Less Lonely Girl」を歌ってくれる権、カリフォルニア州モントレーにあるぺブル・ビーチでジャスティン・ティンバーレイクとビル・マーレイと共にゴルフができる権(コロナウイルスの感染リスクが軽減した際に実施)、MLBのワールドシリーズの始球式権など、エンタメ界やスポーツ界からユニークな権利が集められている。
多くは寄付によって自動的に抽選に申し込みができ、またオークションのシステムを取っているものもある。現在アメリカでは、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、ほとんどの撮影やイベントが休止している。急なお暇ができてしまったセレブ達も、彼らができることを通じてこの未曾有の状況を救う手助けをしている。
文/平井伊都子