美女レイヤーと振り返る「コミケ」思い出リポート!2016年は「ポケモンGO」擬人化コスプレが大流行
“史上初のゴールデンウィーク開催”ということで例年以上に注目されていたものの、新型コロナウイルス感染症の拡がりに伴い、中止となってしまった「コミックマーケット98」。これを残念に思うサブカルファンに向けて、MovieWalkerでは過去の“夏コミ”を振り返るリポート記事を作成。会場で見つけたハイレベルなコスプレイヤーたちの写真を、5回に分けて連載形式で紹介しよう。
ここで念のため、軽くおさらいをしておくと、「コミケ98」の開催予定日が決まったのは、2019年6月のこと。それまでは毎年、お盆シーズンの恒例イベントとして、すっかり定着していた“夏コミ”だったが、2020年は東京五輪の影響で開催時期を5月に前倒し。過ごしやすい気候であり、連休の真っ最中でもあることから、大いに盛り上がることが予想されていた。
これは、屋外エリアで写真撮影を楽しむコスプレイヤーやカメラマンにとっても嬉しいポイントで、もし実現していたら、今後は暑さや寒さを気にせずに参加できるGW期間中の開催が定着していたかもしれない。
…といった経緯もあり、今回、連載第1弾として紹介するこちらの記事では、リオデジャネイロ五輪が開催された2016年の夏コミ「コミックマーケット90」をプレイバック。「コミケ」といえば、参加レイヤーの衣装を通して、その時期に流行っていたアニメやゲームを分析できるのも見どころのひとつだが、このときは「ポケモンGO」のリリース直後ということもあり、同作の擬人化コスプレをするレイヤーが非常に多かった。なかには、ポケストップのコスプレをする参加者もいて、その周辺に大勢の「ポケモン」レイヤーが集結。大規模な“併せ”を楽しんでいたのも印象的だった。
また、そのほかの作品では、夏コミ開催時期に放送していた「マクロスΔ(デルタ)」や「Re:ゼロから始める異世界生活」も人気で、これらのヒロインに扮した美女たちも勢ぞろい。両作は2020年の時点でも根強い人気を誇り、昨年末に開催された「コミックマーケット97」でも、これらのコスプレで参加し、撮影や交流を楽しんでいたレイヤーの姿が各所で見られた。
ちなみにコミックマーケット準備会では、「コミケ98」が開催される予定だった5月2日(土)~5日(祝・火)にかけて、Twitterにて“エアコミケ”という企画を実施中。「#エアコミケ」のハッシュタグが付いたツイートを専用アカウントがどんどんリツイートしていく…といった内容で、自宅にいながら「コミケ」に参加した気分を味わえる試みだ。出展予定だったサークルの配布物の情報や、購入ルートなどもつぶやかれる…とのことなので、気になる人はこちらもチェックしてみてはいかがだろう。
取材・文/ソムタム田井