「ダンジョンズ&ドラゴンズ」映画が、前マーベル幹部ジェレミー・ラッチャムとの契約で進行中
カナダのエンターテインメント企業であるエンターテインメント・ワンは、プロデューサーであり元マーベル・スタジオの幹部であるジェレミー・ラッチャムと「ダンジョンズ&ドラゴンズ」についての契約を締結したと、「Variety」が報じた。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は1974年にアメリカで発売された世界で最初のロールプレイングゲームで、人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に登場する子どもたちが夢中になっていたゲームとしても知られている。
エンターテインメント・ワンはラッチャムとのパートナーシップについて、今年はじめに行ったハスブロによるエンターテインメント・ワンの買収に続くものであり、ハスブロのコンテンツ制作力をさらに強化するものであると発表。現在「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、ハスブロの子会社であるウィザーズ・オブ・ザ・コーストによって管理されている。
本作はパラマウントとの共同製作となり、エンターテインメント・ワンがハスブロに買収されて以来、初の共同プロジェクトとなる。脚本・監督を担当するのは、『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本を手掛けたジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリーの脚本家コンビだ。
エンターテインメント・ワンの映画運営の社長であるニック・マイヤーは「ジェレミーは世界的な規模でブランドに忠実な映画を製作した実績を持つ、非常に才能のあるプロデューサーです。ハスブロとの新しいパートナーシップにより、今後のすばらしいプロジェクトをみなさんに共有できることを楽しみにしています」と語った。
ラッチャムはマーベルスタジオに13年間在籍し『アベンジャーズ』(12)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)、『スパイダーマン:ホームカミング』(17)などを製作。そのほか『ホテル・エルロワイヤル』(18)も担当している。
文/編集部