キャサリン妃と真逆!? レティシア王妃、地味スーツ&あのブランドを徹底!
新型コロナウイルスの感染拡大で3月14日に非常事態宣言が出されたスペインは、欧州では2番目に早く感染者が拡大。しかし、約2か月に及ぶロックダウンなどの甲斐あって、現在は第1波のピークを越えたとの見方から、今月11日より、首都マドリードやバルセロナなどの感染拡大地以外では、外出制限措置などが一部緩和されている。
それでも死者数はアメリカ、イギリス、イタリアに次いで2万7000人を超えており、また第2波の懸念もあることから、深刻な事態であることには変わりない。
レティシア王妃と言えば、キャサリン妃と並ぶファッショニスタとして熱狂的なファンも多く、これまでも比較されることが多かったが、今回もパンデミック下で国民に寄り添って、夫のフェリペ6世国王と共にリモートで公務に尽力する姿は、ウィリアム王子とキャサリン妃と共通するものがあると評判だ。
しかし、「Us Weekly」などによれば、国民保健サービス(NHS)を表すブルーを中心に、オレンジ、黄色、赤などTPOに合わせてバラエティに富んだカラーをチョイスしているキャサリン妃とは対照的に、レティシア王妃は、これまでのカラフルな色合いやドレスを一切排除し、ダークカラーのパンツスーツというビジネススタイルを徹底して貫いている。
スペインで1日の死者数が過去1か月あまりで最少となった4月26日の翌日に、約44日ぶりにフェリペ6世国王と共に公の場に姿を現したレティシア王妃は、やはり紺のパンツスーツという装い。5月に入ってからもリモートワークで黒、グレー系のダークカラーのジャケット&パンツを着用しており、しかも着回しだ。
7日に、フェリペ6世国王と共にElectricity Control Centreを訪れた際も、マスクに革の手袋、ネイビーのパンツにツイードのブルー系ジャケットを着用していたが、なんと5月に入ってからは、すべてヒューゴ・ボスのトップスで統一するという徹底ぶり。キャサリン妃が徹底して英国ブランドを着用し、時にはニューアイテムで自国の経済に還元していると評価されている一方で、レティシア王妃は、スペインブランドではなくドイツブランドで徹底しているが、パンデミック下で新たなものを購入していない可能性もあり、「喪に服した装いで、国民に寄り添っている」と高い評価を得ているようだ。
NY在住/JUNKO