平幹二朗が『忍たま乱太郎』でウンチを踏んで絶叫の珍演技!

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平幹二朗が『忍たま乱太郎』でウンチを踏んで絶叫の珍演技!

子供たちに大人気のアニメ番組を、加藤清史郎主演で実写映画化した『忍たま乱太郎』がいよいよ7月23日(土)より公開される。メガホンをとる三池崇史監督の下には、バラエティーあふれる豪華キャストが集結したが、本作で目を見張るのが平幹二朗、松方弘樹、中村玉緒ら、超ベテラン陣のハッスルぶりだ。特殊メイクで見事にバケて、おちゃめな演技を披露。特に忍術学園の学園長先生・大川平次渦正役の平幹二朗は、ウンコを踏んで絶叫するという珍場面まであるのだ!

三池崇史監が監督したアニメの実写映画といえば、『妖怪大戦争』(05)や『ヤッターマン』(09)でも、個性派キャラクターになりきった俳優陣がノリノリに演じていたが、今回の平幹二朗の弾けっぷりは半端じゃない。白髪のヅラにおたふくフェイス、そして究極の小道具・犬のウンコに立ち向かう(!?)アクションを繰り広げるのだ。いぶし銀的でダンディな平が、佇まいだけで威厳を感じさせるあの平が、ここまでやって良いのだろうか!? いや、これで良いのだ!

他にも、ドクタケ忍者隊の首領・稗田八方斎役の松方弘樹も、くの一教室の山本シナ先生に扮した中村玉緒も、素晴らしいほどに思い切り弾けている。シナ先生が忍術で変身した姿が、杏という無茶ぶりな設定もまさに愉快。カリスマ髪結い師・斉藤幸隆役の鹿賀丈史も、眉の剃り加減が絶妙すぎる。

加藤清史郎ら子役たちだけではなく、全員が思い切り『忍たま乱太郎』という映画を楽しんでいるのが本作の最大の見どころなのだ。アニメが好きな子供たちも、映画好きな大人たちも、幅広い層がゲラゲラ笑って、最後に感動までできる『忍たま乱太郎』。くどいようだが、平幹二朗のあそこまで突き抜けた珍演が拝めるのはそうそうないと思うので、絶対にお見逃しなく!【文・山崎伸子】

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