クリステン・スチュワートの白雪姫は甲冑姿のバトルプリンセス!

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クリステン・スチュワートの白雪姫は甲冑姿のバトルプリンセス!

クリステン・スチュワート主演の『Snow White and the Huntsman』のPR用写真が、全米最大のコミックイベント、コミコンで初公開され、大きな話題を呼んでいる。というのも、クリステン演じる白雪姫が鎧を着て剣を握り、プリンセスというより騎士のような姿をしているからで、どうやらルパート・サンダース監督の同作は、これまでの白雪姫とはかなり違う解釈の映画になっているようだ。

コミコンには、クリステンをはじめ、王妃役のシャーリーズ・セロンなど主要キャストが姿を見せたようだが、クリステンは伝統的な白雪姫を演じることには気が進まなかったそうで、「(私の白雪姫は)剣とか、そういうものを持っていなきゃ駄目よ。クールな武器をね」と語ったと英PA通信が伝えている。

一方、王妃の写真は伝統的な感じだが、おとぎ話のキャラクターにしては目つきがリアルで不気味だ。それもそのはず、シャーリーズは連続殺人犯をイメージしているのだそうで、「彼女はシリアルキラーよ。シリアルキラーを演じる覚悟でいるわ」と語っている。また、7人の小人は8人の設定になるそうで、コミコンで公開された写真の中の彼らは、森の住人というより犯罪者の集団のように見えるという。

同作の撮影は来週からロンドンで始まり、2012年6月全米公開を予定しているが、来年はもう一本、白雪姫を題材にした映画の公開が予定されている。こちらはフィル・コリンズの娘であるリリー・コリンズが白雪姫を、ジュリア・ロバーツが王妃役をそれぞれ演じることになっており、公開されたリリー・コリンズの写真は、ディズニー映画から抜け出したような白雪姫のイメージ。写真で見る限り、こちらは古典的解釈の作品のようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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