ケイト・ウィンスレットが女優仲間たちと“アンチ美容整形同盟”を結成!
ハリウッドの若さ崇拝主義と痩身趣向とに立ち向かうため、ケイト・ウィンスレットが、エマ・トンプソンやレイチェル・ワイズと共に“イギリス人アンチ美容整形同盟”を結んだそうだ。
3人の実力派女優たちは、昨今のハリウッド女優たちが、ハリウッドで生き残るため、美容整形によって若さを保つことに強いプレッシャーを感じている現状について、大いに疑問を抱いているという。
「私は絶対に美容整形なんてしないわ。両親が授けてくれた自然の美にメスを入れることは、私のモラルに反することだから。それに、私は女優なので、(美容整形をしてシワが増えないように)顔の表情を動かさないなんてことはしたくないもの」と、Usウィークリー誌に語っている。
またエマ・トンプソンも、「私自身は、あんまり外見にこだわっていないの。60歳でも30歳に見えるようにしなくてはならないなんて、若さだけに執着しすぎていているわよね」とコメント。ダニエル・クレイグと結婚したばかりのレイチェル・ワイズに至っては、「あまりに完璧すぎるとセクシーじゃないし、美しくも見えないわ」と、不完全な美を強調している。
イギリス映画界は、アメリカ映画界に比べれば若さにこだわらなくても済むと言われているが、それでも大きなマーケットを持つハリウッド映画に出演する限りにおいては、ハリウッドの掟を無視することができないのが現状だ。共にアカデミー賞の受賞経験を持つ35歳のケイト、52歳のエマ、41歳のレイチェルが声を上げることで、ハリウッドが少しでも変わっていくことを、多くの女優たちだけではなく、男優たちも望んでいることだろう。【NY在住/JUNKO】
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