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松ケンのハートを射止めた、芦田愛菜のお遊戯ダンスって?

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松ケンのハートを射止めた、芦田愛菜のお遊戯ダンスって?

松山ケンイチと芦田愛菜が共演したハートフルな映画『うさぎドロップ』(公開中)。芦田といえば、「マル・マル・モリ・モリ!」の歌とダンスで大ブレイクし、最近では彼女が大好きだというKARAのダンスを披露したりと、ダンスづいているが、本作でもとびきり愛くるしいお遊戯ダンスを披露している。

『うさぎドロップ』の原作は、宇仁田ゆみの同名人気コミック。松山は、亡くなった祖父の6歳の隠し子を引き取る独身男ダイキチ役。芦田は隠し子のりん役で、ふたりは息の合った掛け合いを見せている。紆余曲折を経て、親子の絆を育んでいくが、注目の芦田のお遊戯ダンスシーンは、映画の後半に登場する。「カマキリ王子」の舞台を学芸会で披露するというシーンだ。

芦田扮するりんは可愛いティアラをつけて、ノリノリでお遊戯ダンスを披露。カマキリ王子に扮するのは、本作でりんと心を通わせる友だち、コウキ役の佐藤瑠生亮だ。SABU監督によると、撮影時、スポットライトの下に入れずに苦戦したようだが、彼も愛嬌たっぷりにカマキリ王子役を好演している。そんな子供たちを見守るダイキチのパパらしい表情も胸に染みる。

初のイクメン役にトライした松山ケンイチに、撮影時はまだブレイク前の6歳の芦田愛菜。ふたりが織り成す凸凹親子のハートウォーミングなドラマは、友人どうしでも、ファミリーでも、カップルでも、見ればとってもハッピーな気持ちになれそうな快作だ。【取材・文/山崎伸子】


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