レオナルド・ディカプリオが物申す!「 同性愛者の結婚問題より環境問題と不況をどうにかせよ」

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レオナルド・ディカプリオが物申す!「 同性愛者の結婚問題より環境問題と不況をどうにかせよ」

かねてから地球の温暖化による環境問題について訴え続けているレオナルド・ディカプリオが、未だにロサンゼルスなどアメリカのほとんどの州で同性愛者の結婚が合法化されず、議論され続けている現状についてチクリと刺している。

今年、大都市ニューヨークで同性愛者の結婚が認められたことは大きな進展だが、アメリカのほとんどの州では未だに合法化されていない。それについて、ディカプリオは、「腹が立つのは、差し迫った地球の温暖化の問題や、アメリカ経済の長引く不況をどうするかという、解決しなければならない切迫した問題があるにも関わらず、同性愛者の結婚問題ばかりに気を取られている人たちがたくさんいるということだ」と、GQ誌に語っている。

ディカプリオ主演の『J・エドガー』(全米11月9日公開)でメガホンを取ったクリント・イーストウッドも、同性愛者の結婚に反対し続ける人々に批判的なコメントをしているほか、かねてからブラッド・ピットも、「ニューヨークで同性愛者の結婚が合法化されたことはとても励みになることだが、アメリカの憲法の下では、誰もが愛している人と結婚する権利があり、州が決めることではない」と発言しているが、ディカプリオの場合は、無駄なことに議論の時間を費やすのではなく、国を挙げて、アメリカもしくは世界的レベルでの危機的状況を乗り切ることに全力を注ぐべきだと主張している。行く末はディカプリオの政界進出もありえるかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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