マギー・ギレンホール、大人のおもちゃの起源を描く映画に出演!そのメリットは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
マギー・ギレンホール、大人のおもちゃの起源を描く映画に出演!そのメリットは?

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マギー・ギレンホール、大人のおもちゃの起源を描く映画に出演!そのメリットは?

英国ビクトリア朝時代にまで溯り、現代でも使用されているバイブレーター発明の経緯を描く異色のロマコメ『Hysteria』に出演しているマギー・ギレンホールは、アダルトショップから大量のバイブレーターをもらったという。

「映画の撮影が終わるまでに、ロンドンのショップの人たちから15個のバイブレーターが送られてきたわ。だから、私はちょっとしたコレクションを持っているの。実際、1個か2個は使ってみた。友人たちにも貸しているの。1個につき6ヶ月間の貸し出しで」と語っているとニューヨーク・デイリー・ニュースが伝えている。

トロント映画祭で上映されて好評を博した同作は、1880年代のロンドンで、医師が初の電動バイブレーターを発明するまでを描くストーリーだ。当時、女性のヒステリーの治療法として性器のマッサージが行われていたが、患者がオーガズムに達するまでに時間がかかり、マッサージも重労働だったため、医師がバイブレーターの原型を発明したそうで、バイブレーターはもともとは性具ではなく、医療器具として扱われていたという。

同作のメガホンを握った女性監督のターニャ・ウェクスラーは、撮影現場で全員にバイブレーターをプレゼントしたそうだが、撮影のために英国入りした時に空港でトラブルになりかけたらしい。「税関で、『荷物の中に20個か30個ぐらい電子装置が入っていますが』と言われたので、『はい。全部バイブレーターです』と答えると、『行ってください』と言われました」と同監督は語ったとニューヨーク・デイリー・ニュースが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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