ブラッド・ピット、発言撤回も事態はますます泥沼化!? 嫉妬か映画の宣伝か?
プライベートについて一切語らなかったにも関わらず、現オークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーンに扮した主演作『マネーボール』(全米公開9月23日、日本公開11月11日)の宣伝のために行われたParade誌のインタビューで、突然過去を振り返り、元妻ジェニファー・アニストンとの結婚生活と新しいパートナー、アンジェリーナ・ジョリーについて語ったブラッド・ピット。
記事に「ジェン(アニストン)との結婚がつまらなかった」と書かれたことで物議を醸し、すぐさま「つまらなかったのはジェンとの結婚生活ではなく、自分自身」だと弁明するも、火の粉は収まるどころか、勢いを増すばかりで、ブラッドの人気を揺るがす事態に発展している。
ブラッドの発言撤回の裏には、激怒したジェニファー側からのプレッシャーがあったとも言われているが、何より気にしているのはブラッド本人だろう。もちろん本意でなかったかもしれないし、本意であったとしても、ジェニファーとの離婚後も沈黙を守り続けてきたブラッドが、自分のイメージをみすみす落とすようなことをするはずがない。
実際にブラッドは、“トゥデイ・ショー”や“エレン・デジェネシス・ショー”に積極的に出演し、「ジェンとは本当に今でも良い友達で、彼女のことを悪く言われるのは心外だ。ジェンをおとしめて、アンジーのことをほめるなんてありえない」と発言し、ふたりの女性をリスペクトしていることを強調し、火消しに躍起になっている。
しかし、メディアや一般人からの反応は極めて冷ややかで、Usウィークリー誌やスター誌などに対するコメントには、「アンジェリーナと不倫して、ジェニファーを苦しめておきながら、今さら蒸し返すとは最悪だ」「映画のプロモーションのためなら何でもするのか?」「なぜジェニファーがパートナーを見つけたこの時期なのか?」などと、ブラッドに対する非難のコメントが続々と寄せられている。
そんな中、OK!誌などがブラッドのコメントについて、「ジェニファーとのゆったりとした生活とは対照的な、ブラッドはアンジェリーナと6人の子供たちの生活に完全に満足しているわけではありません。それでもブラッドは、ジェニファーがブラッドのことを思い続けている状態に満足していましたが、ここにきてジェニファーが、ジャスティン・セローという恋人を見つけて、結婚や子作りについて真剣に考えていることに嫉妬しているんです。インタビューは、間違って解釈されたのではなく、彼自身が話した言葉であり、明らかに悪意のある発言だったんです」という新しい見解を示している。
また、アニストンの友人が語った話として、「ブラッドはジャスティンに競争心を燃やしています。ジャスティンは作家であり詩人であり、ブラッドにはない教養があります。結婚生活がつまらなかったのは、ブラットだけではなく、ジェニファーも同じです。ジェニファーが自分以外の男性とハッピーになっているのが許せないし、羨ましく感じているんです」という発言まで飛び出している。
ブラッドの人柄や、これまでのブラッドの言動を見る限り、多くの人は意地悪発言をするとは考えていないようだ。しかし、元をたどれば、妻のある身だったブラッドが共演者のアンジェリーナにほれてしまったことで結婚生活が破綻したわけで、今回の発言は“自己防御のための自己中な発言”だと感じている人は多い。
過去2回に渡って“世界で最もセクシーな男”に選ばれたブラッドが、今回の一件で女性から敵視される存在に変わりつつあることは間違いない。【NY在住/JUNKO】