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ポランスキー監督、少女淫行事件への33年の後悔を語る

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ポランスキー監督、少女淫行事件への33年の後悔を語る

ロマン・ポランスキー監督が、スイスのテレビ局TSRのインタビューで、1977年に起きた少女淫行事件につき、「33年間、後悔してきた」と語ったと英BBCニュースが伝えている。

ポランスキー監督は、当時13歳だった少女に対し、ジャック・ニコルソン宅で強姦、アナルセックスなどの性行為を行った容疑で逮捕され、裁判で有罪判決が下ったが、保釈中に米国を出国してヨーロッパに逃亡した。しかし、2009年にスイスに滞在中、少女への淫行容疑のため再逮捕され、スイス当局に身柄を拘束されるも翌年に釈放されている。

ポランスキー監督は、10月2日にスイスで放送されたインタビューで、淫行事件について「33年間、そのことを後悔してきた。もちろん、後悔している」と語ったらしい。さらに、同監督は2009年にスイスで再逮捕された後、米国が同監督の身柄の引き渡しを要求したにも関わらず、スイス当局がそれに応じなかったことについては、「君たちの国は、他の国々から消えようとしている価値観を持っている」と感謝したという。

同監督は、スイスで自宅拘禁中に撮影されたというドキュメンタリー『Roman Polanski: A Film Memoir』の中でも、当時13歳だった女性について「彼女は二重の意味で被害者だ。私の被害者であり、マスコミの被害者だ」と発言し、自らの罪を認めているらしい。【UK在住/ブレイディみかこ】

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