甘酸っぱい思い出がよみがえる! ちょっぴりHな性春ストーリー復活
インターネットや携帯電話などもなく、公園の草むらに落ちているムフフな本に胸をドキドキさせた青春時代を経験したであろう40歳前後の男性諸氏。そんな、ただひたすら悶々とした毎日を過ごしていた男子たちを、当時歓喜させたのが雑誌「BOMB!」の読者投稿コーナーだった。同コーナーに寄せられたハガキをもとに、ちょっぴりエッチな青春ドラマとして映画化され、人気を博したのが『パンツの穴』(84)だ。
菊地桃子をヒロインに迎えた第1作から、若き日の浅野忠信も出演していた『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』(90)まで、5本もの劇場版映画が製作され、テレビドラマやOVA化もされた同シリーズが、この度、21年の時を経て復活! その最新作『パンツの穴 THE MOVIE 童貞喪失ラプソディ』が11月19日(土)から公開される。
思春期の少年の恋と性の悩みをおもしろおかしく描くのは、これまでのシリーズと変わらず、日本版『グローイング・アップ』(78)とでも言うテイスト。そんな本シリーズで重要な役割を担うのが魅力的なヒロインだが、そこは抜かりがない。アイドルユニット、AeLL.の一員として活躍し、漫画誌などのグラビアでは世の青少年たちの股間を熱くさせるFカップの爆乳が一際目を引く篠崎愛が演じているのだ。現在のアイドル界において人気急上昇中の注目株で、まさに21年ぶりの復活作のヒロインにふさわしい人物といえるだろう。
彼女のほかにも、下着をエサに男を釣る男子高校生の間で“伝説のスケベ女”と語られる女性ミチコを人気セクシー女優の辰巳ゆいが、主人公の友達の姉をセクシーアイドルユニット、美脚戦隊スレンダーの一員だった美浜紗来が演じるほか、AeLL.のメンバーも出演するなど、目のやり場に困りそうなゴージャスさだ。
先に書いた40歳前後のお父さん世代には懐かしく、現役まっただなかな高校生たちにとっても逆に新鮮に感じられるはず。普段お茶の間では語られにくい“性”に関する悩みを打ち明けるのにも最適な1本。思い切って、親子で劇場に足を運べば、新しい発見もあるかも!?【トライワークス】