『新少林寺』日本語吹替版公開決定!石丸博也、小野大輔ら実力派声優陣が集結
アンディ・ラウ×ニコラス・ツェー×ジャッキー・チェン共演『新少林寺 SHAOLIN』(11月19日公開)の日本語吹替版の公開が決定した。ジャッキー・チェンの出演作ということから、ジャッキーの声でおなじみの石丸博也をはじめ、「武道館を満員にできる男」と言われるほど絶大な人気を誇る小野大輔ら、実力派声優が集結し、日本語吹替を担当する。
アンディ・ラウ演じる主人公の侯杰役には、大河ドラマ「八代将軍吉宗」などで活躍する藤真秀。アフレコ収録に挑んだ藤は、「候杰という冷酷な権力者が、一転して何もかも失い、自分の弱さ、醜さ、汚さに気付かされる。かつては愚弄していた少林寺での暮らしの中で次第に悟り、改心していく候杰の変化、そして成長の過程を上手く表現することを特に気をつけて演じました」と振り返った。
アニメ「黒執事」のセバスチャン・ミカエリス役や「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹役で活躍する小野は、ニコラス・ツェー演じる曹蛮の日本語吹替を務める。幼少期からカンフー映画が大好きだという小野は「今回の出演は本当に嬉しい。カンフーだけでなく、深い人間ドラマも描かれていて、とても見ごたえがある作品」と本作の魅力を紹介している。
「新ビバリーヒルズ青春白書」のアニー役や舞台で活躍する本名陽子は、ファン・ビンビン演じる顔夕役を務める。ファン・ビンビンの日本語吹替を担当するのはこれが二度目となり、「実はお話をいただく前からやりたいと思っていました」と明かした。
本作が映画出演99作目となるジャッキー・チェン演じる悟道役は、もちろん石丸だ。ジャッキーのほとんどの出演作の吹替を担当している石丸は、「いつものジャッキー映画とは違い、思想的なドラマですが、その中でジャッキーは厨房係役という、ちょっと臆病な一面を持つ役柄。調理器具を使った立ち回りが楽しく、料理人が立ち回りをやる発想が面白い。鍋を使ったダイナミックな演技が見どころの1つです。映画の面白さはいつもと違った色合いで作品が作られている感じがして重厚なところだと思う」と語った。【Movie Walker】