声援団の井上和彦と勝杏里が早稲田大学に登場! 学園祭でのトーク&ライブに教室は大盛り上がり

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声援団の井上和彦と勝杏里が早稲田大学に登場! 学園祭でのトーク&ライブに教室は大盛り上がり

3月11日の東日本大震災を受けて、声優の井上和彦を団長に結成された声援団。義援金集めと心の支援を目的に活動を続けている。その声援団が早稲田大学の学園祭「早稲田祭2011」に登場しトークとライブを行った。

出演メンバーは井上和彦と勝杏里の2人。会場は早稲田キャンパス15号館302教室。雨天にも関わらず、たくさんの学生&ファンが集まり、普段の授業風景とは全く異なる雰囲気の中、歌とトークで約1時間半、会場を大いに盛り上げた。

トークでは、これまで声援団が訪れた陸前高田や石巻といった被災地の様子を井上和彦が報告。「震災から半年以上経ち、訪れた当時よりは落ち着いてきたものの、まだまだ被災地は支援を必要としているはず。声援団は息長くこれからも活動を続けていきます」と語った。トークの前後に行われたライブでは、声援団のテーマソング「君に送る応援歌」ほか数曲を熱唱。途中、同じく声援団メンバーで声優のかないみかも飛び入り参加し、会場をさらに沸かせた。また、会場では声援団オリジナルのリストバンド・シュシュ・色紙も販売され、これらの収益金は全て義援金として寄付された。

終演後、井上和彦、勝杏里、かないみかの3人、そして今回のイベントを主催した早稲田大学アニメ声優会の代表者、酒井美波さんに話を聞いた。

――イベントを終えての感想を聞かせてください

井上「早稲田大学に初めて入りました(笑)。大学の教室でライブをするのも初めてですね。お客さんも、常連のファンの方々とは違った反応で、とても新鮮でした」

勝「僕も初めて早稲田に入りました(笑)。実は学祭に出演するのも初めてで、すごく楽しかったです」

――今回、声援団を招いてのイベントを企画した理由は?

酒井「今回のイベントは、何か目的があって、結果を残せるものにしたい、という思いがありました。震災以降、声援団の活動を拝見して、是非出演していただきたいと思ったんです」

井上「お声がけいただいたのは5月くらいだったかな? 大学の教室ということで、出演者も大勢は無理だから、杏里と2人でやろう、と」

勝「準備期間は今までと同じく短くて(笑)。リハーサルも1回だけだったけど、その場で意思の疎通というか、アイコンタクトでできる部分もあるので」

――ところで、かないさんは本当は出演する予定はなかったとか?

かない「そうなんです。でも、私の担当曲を2人がものすごく練習してくれて、これは出ないわけにはいかないな、と(笑)。ちなみに私も早稲田大学に入るのは初めてで楽しかったです!」

なお、今回のイベントで集まった募金が6万5120円、グッズの売り上げが13万8500円の計20万3620円。これらは全て義援金にされるほか、必要経費を除いたチケット代も全て義援金に充てられる。声援団の活動については声援団オフィシャルサイトでも告知されているので、興味のある方は一度チェックしてみてはいかがだろうか。【Movie Walker】

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