ジョージ・クルーニー、自殺を考えた過去を激白!

映画ニュース

ジョージ・クルーニー、自殺を考えた過去を激白!

モロッコで『シリアナ』(05)の撮影中に脊髄を痛めて椎間板ヘルニアの手術を受けたジョージ・クルーニーが、一度だけ真剣に自殺を考えていたことを激白した。

2004年12月、体重を増やして渾身の演技で挑んだ同作の撮影中に、クルーニーは目の前を机を蹴って、その机をまたいで飛ぶシーンを30テイクほど撮っていたが、タイミングを外し、誤って机に頭をぶつけてしまうというアクシデントに見舞われた。

その衝撃で鼻から髄液が漏れ始めたため、病院に運ばれたジョージは、脳脊髄を潤す髄液の流出を止める手術という難しい緊急手術を受け、一応手術は成功に終わったものの、連日激しい頭痛に悩まされていた。

「気を紛らわすためにたくさん仕事もしたし、かなりお酒を飲んだけれど、痛み止めにはならなかった」ため、一年後に二度目の手術を受けているが、「病院のベッドに横たわっている時、痛みで動くこともできなかったし、三週間に一度のペースで発作が起きるような状態で生きていくのは無理だと思った。こんなんじゃ生きているとはいえないからね。徹底的に治療をしないといけないことはわかってたけれど、完治するとは思えなかった」そうで、一度だけ真剣に自殺を考えたことをローリング・ストーンズ誌に激白した。

辛い様子を全く見せずにアカデミー賞にも出席し、見事『シリアナ』で助演男優賞を受賞したジョージは、「二度目の手術の後は、以前の痛みとは比べ物にならないほど良くなったし、以前のようにバスケットボールもできるようになった。でも、今でも時々頭痛が襲ってくる」そうで、華やかな舞台の裏で、今も頭痛と闘い続けているという。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ