ブラッド・ピット、50歳俳優引退説を否定!
現在公開中の『マネーボール』のプロモーションで世界中を駆け回っているブラッド・ピットが、オーストラリアのテレビ番組「60ミニッツ」に出演した際に、「後3年以内(50歳)に俳優を引退したい」と発言したことが話題になったが、特別な期限を設けていないとして、50歳俳優引退説を否定した。
ブラッドは、サンデイ・タイムズ紙などのメディアに対しても、子供たちに誇れる役どころがなかなか見つからないことや、俳優としての賞味期限が近づいていることを挙げ、50歳には引退するような発言をしていた。
しかし今回、韓国での発言としてハリウッド・レポーター誌が明らかにしたところによれば、「特に、役者としての賞味期限とか引退時期を明確に決めているわけではないんだ。個人的には若さより、年を取ることで知恵や分別がつくことの方が嬉しいんだけど、役者としては加齢と共に、そういう時期は必ずやって来ると思っているし、むしろ今はプロデューサーとしての仕事に興味を持っているけれどね」と語っており、引退を50歳に設定しているわけではなさそうだ。
一方で、来年のラインナップにはプロデューサーとして参加する作品が多く、50歳より早い時点で役者に見切りをつける可能性も否定はできない。しかしながら、『マネーボール』ではアカデミー賞主演男優賞のノミネートが確実視されているうえに、パートナーのアンジェリーナ・ジョリーも、引退をほのめかしながら精力的に女優業、監督業をこなしていることを考えると、当分の間、役者を引退する可能性は低そうだ。【NY在住/JUNKO】
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