劇団ひとり、鈴木福の可愛さにメロメロ!「息子がほしくなる」

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劇団ひとり、鈴木福の可愛さにメロメロ!「息子がほしくなる」

第79回アカデミー賞長編アニメ映画賞に輝いた『ハッピー フィート』(07)の続編『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』(11月26日公開)の舞台挨拶が11月21日、イイノホールで行われ、日本語吹替版で声優を務める鈴木福、劇団ひとり、クリスタル ケイが登壇した。フォトセッション時には何と本物のペンギンも登場し、鈴木は目の前にいるペンギンに「可愛い! こんなに近くで見るのは初めてです」と、その愛らしさにくぎ付け状態。女児の父親でもある劇団ひとりは、本作で父親役に初挑戦したが、「(映画を)見てもらえばわかるんですけど、福くん(の声)が非常に可愛いんですよ! (福くんを)見ても可愛いんですけど、声もこんなに可愛いんだと。男の子も良いなと思います。息子がほしくなります」と、すっかり鈴木の魅力にベタぼれだった。

本作で本格的に声優挑戦したクリスタル ケイは、アフレコ収録を振り返り、「緊張していたんですけど、ふたりの声がぴったりだったので、すぐに溶け込めました」とコメント。クリスタル ケイから「優しい声」とおほめの言葉をもらった劇団ひとりは照れつつも、「(アフレコ収録時)いかにもお父さんって感じで臨んだら、演出の方から“何だ、それ。いかにもって感じなんですよね。お父さんになりきれない感じを出してください”と言われた」と裏話を明かした。本作が劇場アニメの吹替初挑戦となった鈴木は、「エリックの口に合わせて言わなきゃ駄目だったり、“ハー、ハー”っていう息とか、表情を声に出して言わなきゃいけなかったりするのが難しかったです」と苦労もあったようだ。そんな鈴木のアフレコについて、劇団ひとりは「素晴らしいですよ。僕らが吹替した時って、まだ映像ができていない部分もたくさんあるんです。そういうところは“こんな雰囲気でやってください”と、声にならないような演出も結構あるんですけど、(福くんは)見事にやってました」と絶賛した。「そんなことないですよ」と謙遜する鈴木の姿に、劇団ひとりは目を細めた。

クリスタル ケイは劇中で、ジャネット・ジャクソン「Rhythm Nation」、チャカ・カーン「Ain't Nobody」、クイーンとデヴィッド・ボウイの共作「Under Pressure」など、1980年代を代表するヒットソングを日本語詞で披露する。鈴木も劇中で歌の披露をしており、歌うことが好きだという鈴木は自宅でも本作で披露する歌の練習をしたそうだ。劇団ひとりは「残念ながら任されなかった」と肩を落とした。

可愛いペンギン姿となって登場した鈴木の姿に、会場からは「可愛い!」の大歓声が。記者陣のカメラレンズも終始、鈴木へ一直線。そんな様子に思わず、劇団ひとりは「掲載される時に、自分がカットされそう。皆さん、許しませんからね!」と釘を刺し、会場の笑いを誘った。

本作について、劇団ひとりは「一見、子供向けの映画のような気もするんですが、実際は内容、ストーリーも大人っぽく、出てくる曲も子供好みより、大人向けの選曲が多かったりする」と紹介し、最後に鈴木が「歌ったり、踊ったりするシーンもあるし、ドキドキするシーンもあったり、ちょっと寂しいシーンもあるけど、見ると心が温まる映画なので是非見てください!」と力強く、大人顔負けのアピールをすると、両親役の劇団ひとりとクリスタル ケイは優しい眼差しを鈴木へ向けた。

今日の登壇はなかったが、オリジナル版でブラッド・ピットとマット・デイモンが声を務める南極海に住むオキアミのウィルとビルの日本語吹替をバナナマンのふたりが務めている。彼らの活躍にも注目して、本作を是非とも楽しんでもらいたい。【Movie Walker】

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