1号を彷彿とさせるアクアは40年後からやってきた仮面ライダーなのか
1971年の仮面ライダー誕生から40年。2011年は記念すべき年として、4月に歴代ライダーが総出演する『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』が公開され、8月公開『劇場版仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』も大ヒットを記録した。そのメモリアルイヤーを締めくくるのが、12月10日(土)公開の『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』だ。
テレビシリーズのパラレルワールドだったり、その前日譚だったりと様々な手法でファンを喜ばせてくれる劇場版だが、今回は何と突然飛来した隕石群の影響で、現代と40年後の世界がつながってしまうという設定。今や劇場版にはここでしか見られない仮面ライダーが登場することでおなじみだが、今作には3人のユニークな仮面ライダーが登場する。
まず、40年後の世界からやってくるのが仮面ライダーアクア。メタリックで近未来風な色とデザインだが、よく見ると“涙ライン”と呼ばれる目の下の黒い線など、随所に原点回帰ともいえるこだわりが見られる。「40年後の未来に生きる1号ライダー」を目指したというシンプルな雰囲気で、オールドファンからも人気となりそうなライダーだ。そんなアクアに変身する湊ミハルが暴走した姿が仮面ライダーポセイドン。こちらは戦いを好むアクアとは正反対の悪のライダーだ。
そして、既に話題となっているシリーズ初の女子高生ライダーの仮面ライダーなでしこ。仮面ライダーフォーゼと類似した変身システムを持ち、外観は女性っぽさがあるものの、フォーゼに似た雰囲気だ。
そんなゲストライダーに負けじと、1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガーという昭和のライダー7人と、現在放送中の仮面ライダーフォーゼ、3つのメダルを駆使して戦う仮面ライダーOOO、普段は探偵の仮面ライダーWという平成ライダーたちが力を合わせて強大な敵に立ち向かう。なお、予告編を見るかぎり、OOOもこれまでとは違ったフォームに変身しているようなので、期待して劇場へ足を運びたい。【トライワークス】