トム・クルーズ、ドバイでも日本を忘れない!「またすぐに戻りたい」

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トム・クルーズ、ドバイでも日本を忘れない!「またすぐに戻りたい」

11月30日に来日を果たし、12月1日に行った記者会見にはテレビカメラ70台、スチールカメラ150台、総勢600人のマスコミが集結。同日夜のファンミーティングでトム・クルーズを一目見ようと、会場の六本木ヒルズに集まったファンの数は何と2000人! 当日は今年の最低気温を記録した寒さにも関わらず、会場は歓声と熱気に包まれ、今年最後の超大物来日ゲストとして、大きな話題をさらった『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(12月16日公開)。

日本時間12月8日、本作の11ヶ国ワールドツアーのメインとなるワールドプレミアがドバイで開催された。記者会見には主演のトム・クルーズをはじめ、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ、アニル・カプール、ブラッド・バード監督、プロデューサーのブライアン・バーグが出席した。

会場となったのは、本作のハイライトシーンの1つで、トム自ら行ったスタントで世界の度肝を抜いた世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの124階(地上485m)にある展望台。会見には全世界から厳選された100名のマスコミが参加した。質疑応答では、やはりブルジュ・ハリファでのスタントについて質問が集中した。トム・クルーズは「(契約破棄になるから)保険会社は僕がバイクや飛行機の操縦は駄目だというのに、こんな高層ビルから飛び降りることに関してはOKするんだよね。全く彼らは何を基準にしているかわからないよ(笑)」と答えれば、サイモン・ペグは「僕があんなスタントができるかって? 僕はトム・クルーズじゃないんだ。あんなことは彼しかできないよ」と語り、会場を爆笑させた。

また、同日夜に行われた第8回ドバイ国際映画祭公式オープニング作品のレッドカーペットイベントには1500人のファン、アラブ首長国連邦の首相をはじめとする要人らも多数出席。マスコミもアメリカ、ブラジル、メキシコ、ヨーロッパ、台湾など世界中から集まり、一大イベントとなった。

トム・クルーズは27時間という限られた時間ではあったが、今回の来日を振り返り、「日本はいつ訪れても素晴らしい国だ。またすぐに戻りたいな」と名残り惜しげに答えてくれた。「イーサン・ハントは不可能を可能にする男だ。困難に立ち向かい、解決する彼のその姿に観客は共感し、楽しむことができるんだと思う」と本作について語り、「ドバイの撮影中には砂漠に行ってラクダに乗り、夕日を見たり、郷土料理を食べたり、またとない経験をさせてもらった。この国で撮影できたことを心から光栄に思う」とタイトな撮影の中でも、ドバイをしっかり満喫したようだ。ファンへのサウンドバイツでは一人、一人に丁寧にサインや握手をし、ファンを大事にするトムの姿が改めて注目されたレッドカーペットイベントとなった。【Movie Walker】

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