トム・クルーズ
イーサン・ハント
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』シリーズの前作から5年ぶりとなる第4作。『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バード監督のもと、スパイたちのド派手な活躍が描かれる。アラブ首長国連邦ドバイにある高さ世界一の超高層ビル、ブルジュ・ハリファでのスタントや、魅力的な悪役の登場も見逃せない。
※結末の記載を含むものもあります。
クレムリンで爆破事件が発生。諜報組織IMFに所属する敏腕エージェント、イーサン・ハント率いるチームが事件への関与を疑われ、IMFは閉鎖されてしまう。本当の黒幕を突き止めて濡れ衣を晴らすべく、新たなチームを結成したイーサンは、ロシアの工作員に扮して世界を股にかけた極秘ミッションに乗り出す。
イーサン・ハント
ブラント
ジェーン・カーター
ベンジー・ダン
トレバー
ルター・スティッケル
クルト・ヘンドリックス
監督
製作
製作
製作
原作
脚本
脚本
脚本
音楽
[c]2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社
大晦日に、観てきました。
とりたてて新奇なアイディアは一つもない映画だけど、大金を掛けて撮影した娯楽映画の王道という感じで、予告編の時間も含めれば3時間も着席していたわけだけど、飽きませんでした。
※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。
MF解体により窮地に立たされたイーサン・ハントが
テロ組織「シンジケート」を追う同名シリーズ5作目。
言わずと知れたトム・クルーズの大人気シリーズ。
そして相変わらずトム本人が体を張ったスタントで魅せてくれる
大変痛快なアクション活劇ですごく楽しい。
チーム・スパイものとしての完成度は前作「ゴースト・プロトコル」の
方が優っていると思うが、本作のオチが完璧。
冒頭のシーンと対になったあの「やったった」感は最高。
また今回初登場のレベッカ・ファーガソン演じるイルサがすごく良い。
ミシェル・ファイファーっぽい猫目でザ・女スパイみたいな立ち振る舞い
あのオペラ場での狙撃シーンの美しさにこれまた最高。
ただ若干「正義の暴走」感が拭えなかったのも事実で
IMFという組織の後ろ盾なしでテロ組織と独自に戦うって
それはそれはある意味別のテロ組織の仲間入りなんじゃ無いのか
唯一職務に忠実なジェレミーレナー演じるブラントが最後の枷になってるものの
最終的に良い結果残したからなんか色々なことうやむやになってない感が
否めない。
ブダペスト→モスクワ→ドバイ→インドと舞台を移しながら、相変わらずスリリングな物語が展開される快作。
刑務所のハント(トム・クルーズ)を脱獄させる場面から始まり、機密ファイル(核ミサイルの発射コード)を巡るバトルであるが、高層ビル130階からぶら下がるハントの場面は見事。
カーチェイスなども良いが、ハントの乗っている車が近未来的でカッコいい。
なかなか楽しめる娯楽作だった。