40年の時を経て蘇る! 世界中の子供たちを恐怖に陥れたトラウマ映画とは

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40年の時を経て蘇る! 世界中の子供たちを恐怖に陥れたトラウマ映画とは

1973年にアメリカで放送されたテレビ映画「地下室の魔物」をご存知だろうか? 当時、テレビの前にいた子供たちに鮮烈な恐怖を植え付け、未だにトラウマ映画として語り継がれている伝説的なカルトホラーだ。日本でもかなり昔に地上波放送されたことがあるそうなので、当時トラウマになってしまったという人も多いかもしれない。

物語は、ある若夫婦が古い屋敷に引っ越してくるところから始まる。この屋敷には、なぜか塞がれたままの暖炉があり、それを不審に思った妻は、夫の忠告も聞かずに暖炉の封鎖を解いてしまう。それからというもの、屋敷には奇怪な魔物の気配が充満。映画のラストにはトラウマ映画の所以たる衝撃的な結末が待ち受けているのだが、ここではその結末を明かせないのが残念でならない。

そんな作品が、『ヘルボーイ』(04)などを手がけたギレルモ・デル・トロの製作・脚本によってリメイクされた。それが1月21日(土)より公開される劇場映画『ダーク・フェアリー』だ。トム・クルーズの妻ケイティ・ホームズを主演に据えて作り上げられた本作だが、ギレルモ・デル・トロ自身も子供の頃に「地下室の魔物」を見て、相当なショックを受けた経験があるそうなので、今回のリメイクにはかなり力が入ったようだ。オリジナルには登場しなかった若夫婦の娘を物語の中心に据えるなど、新たな要素をふんだんに取り込んだ意欲的なリメイク作となっている。

40年の時を経ても世界中の人々の心に強烈な印象を残し続ける怪作から生まれた『ダーク・フェアリー』に、是非トラウマ覚悟で挑戦してみてほしい。【トライワークス】

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