クリント・イーストウッド一家、リアリティー番組に出演か!?

クリント・イーストウッド一家が、タイトル未定のリアリティ番組に出演することが大きなサプライズとなっている。

同番組は、キム・カーダシアンの“The Real World”などを手がけているプロデューサーが手がけるもので、妻ディナと15歳の娘モーガンを中心として、前妻との間にできた18歳のフランチェスカという、クリントを取り巻く女性たちの日常が描かれるという。

TMZ.COMなどによれば、クリントもカメオ出演するそうだが、関係者は驚きを隠せないようだ。というのも、これまでのリアリティ番組の出演者と言えば、ブリトニー・スピアーズ、ジェシカ・シンプソン、パリス・ヒルトン、そしてキム・カーダシアンと、下り坂か実力で勝負できない女優、歌手などが出演しているイメージがあり、業界関係者や実力派俳優たちからも、「お金のために私生活を切り売りする」低俗な行為としてとらえられていた感がある。

先日、ダニエル・クレイグもリアリティ番組について、「すごい儲かるらしいし、批判するつもりはないんだ。でも一度、公にしてしまったら、二度とプライバシーは戻せないよ」と否定的なコメントを出しており、現在進行形で業界全体から最も尊敬され、気難しいと言われるアカデミー会員からも絶大な信頼を受けているクリント・イーストウッドが、なぜ今、私生活を公にするのか理解に苦しむ関係者も多いようだ。

一般人にとってみれば、敷居の高そうなクリントの私生活をのぞける楽しみがあり、来年早々にオンエアの同番組の視聴率は期待できそうだが、クリントの出演によって、リアリティ番組への見方が変わるのか、それともクリントへの見方が変わるのか？ どちらに転ぶのかは結果が出てみないとわからない。【NY在住/JUNKO】