どうするマドンナ!? スーパーボウルでのパフォーマンスを見送りか
来年2012年2月5日(日)にインディアナポリスで開催されるNFLの祭典スーパーボウル決勝戦のハーフタイムショーでパフォーマンスを披露することが決まっていたマドンナだが、後2ヶ月を切った今になって、出演について再考しているというから驚きだ。
初監督作品『ワンダーラスト』(08)に続き、『W.E.』でメガホンを取ったマドンナは、ハーフタイムショーに出演することを決めた当初は、12月9日の全米公開までは映画のプロモーションに徹し、来年からは視聴者が約1億6000万人と言われるスーパーボウルのハーフタイムショー、そしてイギリスで開催される夏季オリンピックのイベントでもパフォーマンスを繰り広げることで、歌手として完全復帰を果たすといわれていた。
しかし、『W.E.』での評価が真っ二つに分かれ、また酷評も多かったため、既にできあがった作品を再編集し直すなどの経緯があり、全米公開がスーパーボウルの2日前、2月3日(金)に変更されたため、マドンナが頭を悩ますことになったというわけだ。
WENN.COMによれば、「スーパーボウルのパフォーマンスをするかどうか、本当に悩んでいます。監督作の映画のプロモーションと同時に、こんな大役を果たせるかしら? ちょっとオーバーワークだわって思うから。それでもマネージャーは私にやるように言うんだけれど、まだわからないわ」と、マドンナ本人が語ったという。
完璧を求めるマドンナにとって、不十分な準備のまま双方をこなすことはもちろん許されないことである一方で、睡眠時間を削って準備に望めば、年齢的なものからも体力、そしてカメラ移りなどが気になるところだろう。
一方で、同ハーフタイムショーは、今をときめくレディー・ガガを差し置いて、マドンナがその座を奪ったとも言われており、マドンナ本人はもちろんのこと、マネージャーも必死であることは間違いない。今後のキャリアを考えても断ることはかなり勇気のいる決断だが、マドンナがどのような判断を下すのかが注目される。【NY在住/JUNKO】