『J・エドガー』はレオだけじゃない! FBI副長官役のアーミー・ハマーにも期待

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『J・エドガー』はレオだけじゃない! FBI副長官役のアーミー・ハマーにも期待

FBI初代長官にして、死ぬまで長官であり続け、8人の歴代大統領でさえ恐れた伝説の男ジョン・エドガー・フーバーの生涯をレオナルド・ディカプリオ主演で描く『J・エドガー』(2012年1月28日公開)。本作でJ・エドガーを支えるFBI副長官クライド・トルソンを演じている若手俳優アーミー・ハマーの姿が初公開された。レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチと実力派俳優の中でも埋もれることなく、その存在感を発揮しており、演技を評価する全米俳優組合(SAG)賞、助演男優賞に見事ノミネーションを果している。

アーミー・ハマーは2010年『ソーシャル・ネットワーク』で双子のウィンクルボス兄弟を一人で演じ、大ブレイクしたハリウッド期待の新星だ。本作では、謎だらけの人物でもあるJ・エドガーと常に行動を共にし、プライベートも一緒に過ごし、深いつながりを持つFBI副長官トルソン役として、J・エドガーで鬼気迫る熱演を披露しているディカプリオに劣らない演技を見せている。先日、発表された演技を評価する全米俳優組合(SAG)賞では、本作のトルソン役で見事助演男優賞に25歳という本年度の最年少ノミネートされ、ケネス・ブラナーなど名高い俳優たちと肩を並べており、これからの活動に期待が集まっている俳優の一人でもある。

クリント・イーストウッド監督との初タッグについて、アーミー・ハマーは「一緒にいて、彼の姿を見ることができ、勉強もできて、彼が僕ら全員を信頼し、自分に自信を持っている姿を目にできてとても光栄だよ」と意気込みを語っている。さらに、監督について「良い監督というのは、作品を通じて何を描きたいのかわかっている人だと思うんだ。つまり、リハーサルで良いものが撮れれば、もう再撮はしないんだよ。『撮れた! これで良い。十分だ。最高だったよ』と言った直後に、『これは良い絵が撮れたね』と言っているのが聞こえてくるんだ。それほど自分に自信があるんだよ。だからこちらも『オーケイ、そりゃ良かった、最高だ!』と言えるんだ。とにかくプロセスがスムーズなんだ!」と大絶賛する。

レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチという実力派俳優の中でも、助演俳優として埋もれることなく、見事にトルソン役を演じ、『J・エドガー』をより深みのある人間ドラマへと導いている若手俳優アーミー・ハマー。彼の今後の活躍に注目したい。【Movie Walker】

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